“ガイマン”とは“海外マンガ、外国マンガ”の略で、アメリカン・コミックスやバンド・デシネ、マンファなど諸々をひっくるめた外国のマンガ全般の新しい呼び方です。より正確には、最初に外国で出版され、その後、紙の書籍・電子書籍を問わず日本で邦訳され、販売されているマンガを指し、外国人作家が日本の出版社から出版したオリジナル作品は含みません。

“ガイマン賞”は、ガイマンを多くの方に知ってもらうことを目指して、2012年に創設されました。具体的には、この1年間(2017年9月1日~2018年8月31日)に出版されたガイマン(“対象作品”のページをご覧ください)を対象に、この作品が面白かった、多くの人に読んでほしいという作品を取り上げ、みんなでガイマンを盛り上げようというイベントです。

ガイマン賞2017では、「センバツ!作品賞」と「読者賞」という二種類の賞を設け、それぞれ読者投票を行いました。どちらも読者が投票する賞なのですが、違いがわかりにくい、「センバツ!作品賞」には1票しか投票できないので選ぶのが難しいなどという意見を多々いただきました。そこで、ガイマン賞2018では読者による投票を期間中(2017年9月1日~2018年8月31日)に出版されたすべての作品を対象とした「読者賞」に一本化します。投票はガイマン賞主催の3館(京都国際マンガミュージアム、明治大学 米沢嘉博記念図書館、北九州市漫画ミュージアム)とガイマン賞のウェブサイトで行えます。

ガイマン出版は年々多様化の一途を辿っています。ガイマン賞を始めた当初は紙の書籍だけが対象でしたが、ここ数年は電子書籍も増えてきました。その電子書籍も電子書籍ストアで販売されるケースもあれば(エピソード単位で販売されることもあれば、単行本単位のことも)、ネットでは無料公開して販売は紙の書籍でというケースもあります。海外ではスクロールのWEBコミックだったものが、日本国内ではコマ割りを施された版面にレイアウト変更され、紙の書籍として販売されているケースもあります。一方、海外マンガ関連イベントの増加を背景に同人誌の出版も増えてきています。作品の国籍がわからないものも少なくありません。2018年9月末時点でガイマン賞実行委員会が把握しているガイマン賞2018対象作品は全172点ですが、おそらく実際にはそれ以上の作品が出版されていることでしょう。もちろん対象期間中に出版されたガイマンをすべて読んだ人など皆無でしょう。

このようなガイマン出版多様化の時代に、作品と出会い、それを読むことは決して簡単ではありません。そこでガイマン賞2018では、ガイマンと出会うきっかけを増やすために、何人かの識者の方々(評論家、研究者、編集者、翻訳者……)にガイマンのガイド役となっていただくことにしました。それぞれ3つの作品をおすすめしていただき、それらをとりまとめることで「ガイマンセレクション」とし、これをガイマン賞のもうひとつの柱にしたいと思います。誰がどんな作品を選ぶのかお楽しみにしてください。おすすめコメントと合わせて本サイトで公開する予定です。

つまり、ガイマン賞2018は「ガイマンセレクション」と「読者賞」という2つの柱から構成されることになります。従来通り「小野耕世特別賞」も設ける予定です。 ガイマン賞開催期間中(2018年10月1日~11月30日)には、主催館でノミネート作品を実際に手に取ってお読みいただける開架展示や、ガイマンの魅力を深く知れるトークイベントなども行います。

結果発表は12月上旬にインターネット上で行います。順位はさほど重要ではありませんが、結果発表を参考に、それまで読んでいなかったガイマンを読んでいただけたら幸いです。

世界には知られざる面白いマンガがたくさんあります、ぜひ投票を通じてガイマン賞に参加してください。みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

企画・運営 ガイマン賞実行委員会

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