投票コメント

各図書館およびウェブサイトに寄せられた 、ガイマン賞2013への投票コメントです。

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I KILL GIANTS

にせまにあ さん

それまで歴然と隔たりがあると思った外国のマンガと日本のマンガの
垣根が見事に崩れた作品でした。海外マンガのスタイリッシュさと
日本のマンガの空気感が、一切意識することなく融合している感覚が新鮮です。

ベスト・オブ・スパイダーマン

康芳英 さん

スパイダーマン入門書として素晴らしい。

ヒットマン1

康芳英 さん

ハードボイルドな内容も素晴らしければこの作品が出版された経緯も素晴らしい。

I KILL GIANTS

康芳英 さん

胸に突き刺す思春期のストーリーが素晴らしい。

青い薬

つのが さん

登場人物、作者の、思い、息遣いを感じられる描線が素晴らしい

シェヘラザード ~千夜一夜物語~

unason さん

トッピ師の圧倒的な画力に一票。追悼の意味も込めて。

青い薬

masamatarou さん

打ちのめされるような痛切な一個人の感情の記録。
まるでタイトルの通り寒色の薬をむりやり飲み下すような
そんな喉の奥の異物感に満ちた物語だった。

過去に邦訳されたBDにも体験記というジャンルは多く、
そのどれにも共感や哀悼や痛苦の念を覚えたが
本作品もまた作者の感情が具現化した苦しみの物語だった。
とは言え作品は暗い面ばかりを我々に見せず
そればかりか最後には素晴らしく前向きに物語は締めくくられた。
死に直面する病を扱う物語の最後の一ページを閉じるのに、
こんなにほっとしたことはない。
事実は小説より奇なりとか使い古された言葉で片づけてしまうより、
私自身がこの病について理解が足りていなかったのだと実感させられた。
稀有な物語だった。読めてよかった。

I KILL GIANTS

masamatarou さん

多感な少女が辿る巨人殺しのファンタジー。
作者様の、それもおそらく絵描き様の絵の見せ方、と言うのでしょうか
そういうのが卓越していると思うのですけど
ページをたぐる手が止まらず、一気に読んでしまいました。
この作品を読んだのはだいぶ前なのですが
読後感が非常に爽快で、しばらく浸っていたのを
昨日のことのように覚えています。

あとこの作品のおかげでタイトルをカタカナ表記にせずに
邦訳もせずにあえて英語表記にしてある方が映える作品と、
そうでない作品があるのだと感じました。
I KILL GIANTS …なんかいいですよね。

ベスト・オブ・スパイダーマン

masamatarou さん

スパイダーマンと言うと今のようなデジタル色彩のものよりも
昔の印刷ズレがあるような絵柄を思い浮かべてしまう私にとって
この傑作選の刊行はすさまじく嬉しかったです。
お話もどこを切り取ってもスパイダーマンの魅力にあふれた物語。
アメコミに明るくない人間にも大変わかりやすく、
次への購買意欲につながる作品ばかりに思えました。

最近次々に邦訳がなされているガイマンは、翻訳者様や
監訳者様の多大な努力の上で注釈や説明が充実しているケースが多く、
こういった短編集も、多少ブツ切り感のある中編も
無理なく読めるのがありがたいです。
あまり親切でない書物もある昨今、これすごい利点だと思います。

もちろん、初見で耳を疑った低すぎる価格設定もありがたくて
出版社の方には足を向けて眠れません。

ユーロマンガ vol.8

proverbe さん

オールカラーであることもサイズもいいです。
新たな出会いの助けになります。

天使の爪

proverbe さん

夢の本です。

ラ・ドゥース

proverbe さん

温もりのある家庭を築くこともなく、煤だらけになりながら、ドゥーズと共に歩んできたファン・ベル。煤にまみれない新たな動力は、そんな年老いた彼に行き先を示す。ドゥーズと共にお払い箱。老人に夢を。共に生きる女性を知らなかった老人は、ドゥーズを共に動かす唖の若いエリヤとラ・ドゥースを送る。

ブラック・ホール

中垣 恒太郎 さん

もはやオルタナティブ・コミックとしてだけではなく、アメリカでは不思議なぐらいベストセラーとなった作品ですが、翻訳で日本語で紹介されたのはとても嬉しいことでした。かねてから、カネコアツシ氏の世界観との類似が気になっていたので、望月峯太郎氏、羽生生純氏とともにカネコ氏が推薦コメントを寄せられていたのも嬉しかったです。「十代の若者だけが感染する謎の奇病」をめぐり、思春期特有の鬱屈感が独特の作品世界で表現されています。万人受けはしないだろうと思うのですが、好きな人はハマるでしょうし、日本のマンガ家との比較も楽しいでしょう。日本のマンガ家の方が絵もストーリーも洗練されているでしょうが、ページを噛んで味わうような読み方でこの作品の魅力が浮かび上がってくるように思います。

初期アメリカ新聞コミック傑作選 1903-1944

中垣 恒太郎 さん

最新の海外マンガが続々と翻訳されている現在の状況は大変に素晴らしいことですが、同時に「古典」の海外マンガの復刻も大きな可能性を感じます。とりわけ『初期アメリカ新聞コミック傑作選1903-1944』は信じがたいクオリティ、大きさ(と値段)で圧倒してくれるものでした。「アメリカ」「新聞コミック」研究者のみならず、日本のマンガを専門とする研究者・愛好家にとっても、資料的な価値をもたらしてくれるばかりか、ジャンルの草創期・変革期だからこその伸びやかな発想、個性的な作家・作品にすっかり魅了されるのではないでしょうか。マンガ/コミックスの表現技法について、比較文化、比較メディアに対する興味、海外マンガの受容史・発展史など様々なヒントを得ることができるでしょう。マンガ研究の土壌が整いつつある今だからこそ十二分に享受できる作品群と言えるかもしれません。何より『リトル・ニモ』の復刻により、再評価の機運が高まることが嬉しいです。『リトル・ニモ』の作品世界は、人間を吸い込んでしまうかのような巨大な大きさだからこそ見映えがするもので、新しい読書体験・感覚を楽しむことができました。

ザ・デス・レイ日本語版

ホリロー さん

子供の頃に誰もが一度は想像したであろう「もし自分があのヒーローになれたらどんな事しよう?」を、大人になった今もう一度考えさせられる作品でした。
「さえない青年がある日突然スーパーパワーを手に入れたら?」という古くから続く王道のテーマでありながら、特に宿敵もおらず、何の取り柄もなく、正義感もそれほど強くない、本当の本当にさえない青年の現実が、独特の視点で残酷なほどリアルに描かれていて、さえない中年の自分に強く突き刺さり、胸が痛くなりました。

アルティメッツ

ホリロー さん

「もし現実の現代社会にスーパーヒーローが存在したら?をリアルに描く」、「既存の有名キャラクターを現代風に再解釈」などと言うと、今やもうベタでありがちな設定ですが、数あるこの手の作品の中でも、各キャラクターの性格づけや人間関係の配置の仕方などが特に秀逸で、実に面白かったです。

ウォンテッド

ホリロー さん

メタ要素、どこかで見たことあるようなキャラクター、愛すべきクズ野郎ども、私の好きな要素満載で非常に楽しめました。

バットマン:梟の法廷 / 梟の街 / 梟の夜

神山 さん

この作品でアメコミにハマったので。

天使の爪

nemuridino さん

アンカル他の黄金コンビとは言え、このご時勢にまさかの邦訳版。「ランゼロックス」邦訳での修正に肩を落とした世代からすると、版元を賞賛したくなる一冊。メビウスの描くエログロ下ネタは、宗教画のようですらある。原寸コピーして大人の塗り絵に使いたい。

闇の国々II / III

nemuridino さん

浦沢直樹氏の言う「たたごとではない本」感は、巻数がそろっていよいよ増していて、書棚に収まったときの満足度も高い。この出版社、造本であってこそと思える、長く手元におきたい邦訳シリーズ。

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