本記事は、大人気漫画「怪獣8号」の第2巻のネタバレ記事です。怪獣8号の第2巻がどんな内容なのか知りたい人は、本記事をどうぞご覧ください。
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【怪獣8号】2巻ネタバレ【第8話~第17話】
怪獣8号の第2巻収録話数は第8話~第17話です。それぞれのネタバレについて、1話ずつまとめていきます。
まずは第8話からどうぞ。
【怪獣8号】2巻8話ネタバレ
時は少し遡り、カフカたち受験生が余獣を食い止めています。
防衛隊がまもなく来ることを予測し、カフカたちもシェルターに避難しようとしますが、逃げてきた他の受験生が、キコルが本獣を足止めしてることを聞くのです。
市川は、カフカにどうするか相談しようとしますが、振り返るとカフカの姿は既にありませんでした。
キコルを助けに行ったことは確かですが、周りに防衛隊や受験生がいる中で、変身しないだろうかと市川の胸に不安がよぎります。
怪獣8号として指名手配されている変身した姿は、誰かに見つかれば間違いなく殺されてしまうからです。
しかし、市川は確信します。カフカという男は、こういう時には迷いなく変身する人だと。
場面は変わり、キコルの目の前にはやはり変身したカフカがいました。
怪獣化したカフカに驚愕するキコル。先ほどの小型怪獣との関連性を疑いますが、カフカは怪獣化した姿を内緒にするよう懇願します。
そこへ、本獣からエネルギー波が再び放たれますが、カフカはそれを拳でいとも簡単に弾きます。
「詳しい話は後だ。秒でぶっ飛ばすから、安心して休んでろ」
一方、防衛隊もまた新たな怪獣の反応をキャッチします。フォルティチュードの数値は9.8。保科は計測器の故障を疑います。そうでなければ、歴史に残る大怪獣が現れたことになってしまうからです。
場面は戻り、カフカと本獣の戦闘が始まりました。
「わりーな。時間ねーから1発で解体するぜ」と本獣の巨大な拳に向けて、カフカもまた力を込めた拳をぶつけ、凄まじい衝撃が、近くにいたキコルを襲います。カフカのパンチを受けた本獣は、言葉通り1発で解体され、そのあまりの強さに、キコルは空いた口が塞がりません。
戦闘が終わり、「無事でよかった」とカフカは素顔でキコルに笑いかけた後に「お前もうちょっと自分を大切にしろよな」と忠告しますが、「あんたもな!」と後から追いかけてきた市川がカフカにツッコミを入れられます。案の定、変身していたカフカに対して市川は怒ります。カフカも最初は部分変身で対処するつもりでしたが、本獣の実物を見たら無理だったと言いました。
二人が言い合いをしていると、ついに限界を迎えたキコルが気絶してしまいます。 時を同じくして、演習場にミナと保科が到着したのでした。
【怪獣8号】2巻9話ネタバレ
ミナと保科が演習場に着いたとき、事態はほとんど収まっていました。
オペレーションルームからミナに通信が入り、カフカ、市川、キコルがシェルターに避難したことが知らされ、これで全ての受験者が保護されたことになり、保科は、余獣の死骸が怪獣8号が現れた日の怪獣死骸と似ていることを疑問に思い、関連性を疑うのです。
試験が終わり、カフカと市川は病院に運ばれ、「また入院か」と落ち込むカフカ。キコルもまた命に別状はなく、別の場所で治療が行われていることを伝えられます。
カフカは、一日の試験を振り返り、夢を追うことは一番譲れない大事なもので、毎分毎秒誰かに負け続けることだということ、またそんなこともどうでもよくなるくらい熱くなれることを。
自分の背中を押してくれた市川に、カフカは礼を言うと、そこへミナが現れます。
ミナは、キコルの救助を感謝するのみで病室を立ち去り、カフカはミナに声をかけようとしますが、止めることにし、実際に声をかけるのは隊員になれてからだと、決意を新たにするのでした。
場面は変わり、東京都国分寺市。公衆トイレの中で、試験会場の事件を聞く者がいました。それは演習会場に現れた小型怪獣だったのです。小型怪獣は、犠牲者が0であったことに不満な様子。
そこにスマホに着信が入り、小型怪獣が電話に出ると、休憩時間が終わっていることを注意されます。やる気のなさそうな返事をして、小型怪獣は人間の姿に変化して公衆トイレから出ると、外にはモンスタースイーパーの制服を着た男たちが待っていて、新入りと呼ばれた小型怪獣もまた、同じ制服を着ていたのでした。
【怪獣8号】2巻10話ネタバレ
防衛隊試験の合格発表の日が訪れ、カフカは結果に怯えていました。病院での様子とは打って変わり、「お前が背中を押すからだ」と市川に文句を言うカフカ。
そんな二人に、モンスタースイーパーの上司が結果の知らせが入った封筒を届け、二人は覚悟を決めて封筒を開きます。
時は過ぎ、防衛隊の任命式が行われ、キコルは首席として合格。合わせて27名が新たに防衛隊に入隊。キコルは防衛隊から本獣を倒したと誤解されていました。
真実を知っているキコルは思います。何故、実際に本獣を倒したカフカがここにいないのかと。自分を助けた上に、上から目線で心配までしてきたカフカに対して、キコルは屈辱を感じていたのです。
すると、任命式の会場の扉が開かれ、「途中参加で失礼しまーす」と言い、そこに現れたのは申し訳なさそうに入ってくる防衛隊の制服を着たカフカでした。カフカは不合格とされたものの、保科の一声により、候補生として入隊したのです。
新人たちを前にして、ミナが登壇します。
「命を貸してほしい。私はその一番先頭で君たちの盾となり鉾なることを誓おう」
この言葉を受けて、カフカは思わず「ミナ。俺もすぐ――すぐに隣に行くからな」と声をあげてしまいます。
これに、カフカとミナの関係を知らない周りの人間が驚き、カフカはミナから罰として腕立て100回を命じられ、保科は大笑いしながらミナに罰が甘いんじゃないかと問いかけ、去り行くミナの口元はわずかに笑みが浮かんでいました。
「早速機能してますね。副隊長のお笑い枠が」と保科の部下が呆れたように言いますが、保科は「見立て通りだ」とおどけてみせます。
しかし、保科にとってそれは半分タテマエで、試験中に怪獣たちが蘇る中、突如として現れたフォルティチュード9.8の反応。
その瞬間、カフカのバイタルが不自然に消失したことを保科は疑っていました。スーツ適正の異常な低さも含め、カフカに違和感を持った保科は「傍に置いて、違和感の正体を突き止める」と決心するのでした。
【怪獣8号】2巻11話ネタバレ
入隊から2か月が経ち、新人たちは訓練に励む毎日を送っていました。市川は推定解放戦力を18%に引き上げ、保科に成長ぶりを驚かせ、また、試験で注目株とされた他の者たちも着実に成長し、キコルもまた55%と数値を上げ、その才能を周りに知らしめます。
しかし、カフカは0%から1%とほぼ数値が変わらず、保科からはこのままだと3か月後にはクビだと忠告されるのでした。
一日の訓練が終わり、新人たちは風呂場で筋肉対決を始め、カフカも話に加わりますが、たるんだ下っ腹を笑われてしまいます。
筋肉対決は、元自衛官の葵の圧倒的な勝利となりました。
話題は防衛隊を目指した理由に移り、やはり、彼らの憧れであり目標は隊長の亜白ミナ。
そして、カフカは問い詰められた結果、ついにミナと幼馴染であることを白状してしまい、詳しく色々と聞かれた結果、のぼせてしまう男子たち。通りがかったキコルは、「バッカじゃないの男子」と呆れます。
夜。他の隊員たちが寝静まるころ、カフカは1人資料室で勉強に励んでいるところに保科が現れます。
寝るのも仕事だと諭す保科に対して、カフカは「ここをクビになるわけにはいかない」と答えます。
保科は、亜白隊長のためかと指摘し、図星を突かれたカフカは驚きます。
保科は「この寮内での会話は全部筒抜けやと思え」言い、カフカは、ミナの隣で戦うという約束を果たそうとしていますが、それは、保科から副隊長の座を奪い取ろうとしていると邪推され、カフカは「そのつもりで頑張ります」と答えました。
挑戦を受けてムキになった保科は、カフカに2時間だけ勉強を許すと資料室の鍵を渡します。
「亜白隊長の隣は譲らんぞ」
保科は、努力を重ねたうえでかかってこいとカフカを挑発し、礼を言おうとするカフカに対して、保科はさらに諭します。
「隊員同士仲良くなるのは、程々にしておいたほうがええ」「いつ誰に何が起きてもおかしくない仕事やからな」と言ったその瞬間、寮内に警報が鳴り響き、怪獣発生と出撃準備の知らせが流れ、保科はカフカに「行くで。初任務や」と振り向きながら言ったのでした。
【怪獣8号】2巻12話ネタバレ
カフカたちは、専用車両に乗って現場に向かっているとカフカとキコルが目を合わせます。
時は遡り、レストラン内。カフカ、キコル、市川がテーブルを囲み、カフカはキコルに怪獣化した経緯を説明します。
防衛隊に話せば治せる可能性があるのではと提案するカフカでしたが、キコルはその線はないと否定し、たとえ処分を免れたとしても、毎日検査や実験の日々が訪れ、カフカの防衛隊員としての道は絶たれるとキコルは説明します。
カフカはキコルに怪獣化のことは秘密にするよう懇願し、キコルは自身が助けられた恩義からそれを受け入れたのです。
しかし、それには条件があり、もしカフカが人類に害する怪獣だとわかれば、キコルがカフカを殺すというもので、カフカは笑顔でその条件を受け入れます。
時は戻り、カフカたちが相模原の現場に到着すると、新人たちは保科小隊、斑鳩小隊、中ノ島小隊の3つに分かれます。保科小隊にはカフカとキコル、斑鳩小隊には市川が加わっています。
各小隊の任務は、討伐区域から余獣を一体も出すことなく処理することで、新人の含む小隊は最後尾での配置になりますが、それはすなわち最後の砦を意味していると知らされ、「戦場で力を示してみせろ。ヒヨコども」と保科の激励を受けて、新人たちは湧き立ちます。このままでは3か月後にクビと言い渡されているカフカの処遇は、この初任務に掛かっていると言っても過言ではありません。
カフカは緊張や焦りによるプレッシャーを背負いながらも、それ以上に、ずっとやりたかった仕事ができる喜びを感じていました。
余獣侵入の通信が入り、カフカたちに討伐の指示が下ります。
「行くぞキコル!!」
「なんであんたが命令すんのよ!!」
カフカたちの初任務が始まったのでした。
【怪獣8号】2巻13話ネタバレ
初任務が開始したことでカフカは張り切りますが、解放戦力1%なのですぐに余獣に吹っ飛ばされ、先輩の防衛隊員は呆れながらも指示します。
「まだ敵の急所が不明だ。前線の連中から情報が来るまでは慎重に――」
言い終える前に、「了解」とキコルの声。
「慎重に、急所っぽいところ全部ぶち抜きます」とキコルは、余獣をあっという間に討伐し、他の地区でも新人隊員の活躍は続きます。
そして他の隊員と協力しながら余獣を倒した古橋に対して、市川はたった1人で余獣を討伐しますが、市川は「まだだ。もっと強くならないと。先輩が変身しなくて済むように・・・!」強く思うのです。
新人たちが次々と余獣を撃退していく様子を見て、中ノ島小隊の小隊長は分析し、数人の隊員の能力が突出している結果、トップに引っ張られて全体のレベルが上がっていると気づく。
次々と上がってくる撃破報告を受けて、カフカも自分だけの武器を見つけます。それは、長年の解体業での経験と、資料室での勉強による知識でした。
カフカは既に倒された余獣を解体して、核の位置と増殖器官があることを発見し、保科に報告します。
「カフカ。お手柄や」
カフカは、防衛隊の役に立てたことを実感して、喜びに奮えます。そこへ訪れたのは、どこからともなく響いてくる轟音。
保科は「よお見とくといい。あれがお前が隣目指しとる人の力や」と言い、遥か遠く、建物の屋上で亜白ミナが巨大なライフル構え、本獣に向けて一撃が放たれたのでした。
【怪獣8号】2巻14話ネタバレ
ミナは巨大なライフルを構えながら、カフカとの思い出を振り返っていました。
「カフカくん。これが今の私」
解放戦力96%から放たれた一撃が、本獣に大きな風穴を空けますが、本獣が停止してもなお、ミナは銃撃を続けます。
大破していく本獣を目の当たりにして、カフカはミナの凄さを改めて実感します。そこへ保科が近づき、「ミナの隣に立つということは、同等の力を持つことである」と諭すのです。
なら、保科に同じことが出来るのかとカフカは問い、保科は笑いながら無理だと答える。なぜなら保科は狙撃武器の解放戦力が低いため、大型怪獣相手だとミナには敵わないからだと伝えた。
その代わり、保科は小型から中型にかけては自分に分があることを教え、保科に近寄っていた余獣が、一瞬にして切り倒されました。
「僕の家系は室町から続く怪獣討伐隊の一族でな。刀のほうが得意やねん」
保科は、腰に帯びた2本の刀を見せながら説明し、隊長副隊長クラスは部隊の最大戦力であるため、個性に合わせた専用装備が用意されていると教える。
保科に、本獣が討伐されたと連絡が入り、保科は続けて「本番が始まんで」と言う。
怪獣討伐のメインは、本獣の死骸に残った余獣が最後に溢れ出すことにあったのです。余獣の殲滅を開始する隊員たちに保科は、中ノ島小隊長に語ります。「新人たちの初任務にしては重めの討伐だが、これを乗り切れればもう一段化ける」と。
防衛隊のほどんどの隊員は解放戦力20~30%止まりで一般隊員としてのキャリアを終えますが、ごく一部、壁を乗り越えて隊長クラスへと成長する逸材がいます。
今年の新人で壁を越えているのはキコルのみですが、保科は市川にその兆しを感じていました。
その市川は、地区Fにて余獣の侵入を待ち構えています。余獣侵入の連絡を受け、戦線に戻ろうとする市川の前に、謎の男が現れます。
「あー。こいつもだ。仕込んだ増殖器官が破壊されてる」
モンスタースイーパーの制服を着た男は、討伐された余獣の前にしゃがみこんで、死骸を調べていて、「なんでバレちゃったのかなぁ?隊員の中に怪獣に詳しい人がいるのかな・・・」と誰にでもなく喋り続けているのです。
市川は疑問に思います。なんで、こんなところに解体作業員が・・・。
【怪獣8号】2巻15話ネタバレ
モンスタースイーパーの社員たちが、双眼鏡を使い、防衛隊と本獣の戦闘を遠くから眺めています。
彼らは本獣の巨大さから、東京・神奈川の全解体業者に召集がかかったことに納得していました。
「おーい。新入り見なかったか?」
「えー。また便所にでもこもってんじゃないすか」
新入りと呼ばれる男は今、市川の眼前にいて声をかけた伊春に、男が指をさします。膨らむ指先。次の瞬間、伊春の肩がえぐられたのです。
男は、試験会場に現れた人型怪獣へと変身し、その姿を見て市川は通信で人型怪獣との遭遇を伝えますが、通信機からはノイズが流れ、「はいはいツウシンね。それはモう攻略済み」と、人型怪獣は外から感知できない空間を生み出す能力を持っていて、人型怪獣は指先から攻撃を次々と繰り出します。
その攻撃はスーツのシールドを破る威力を持っていますが、市川はかろうじてかわしていきます。キコルは、もし人型怪獣と出くわした時のために、市川に「指先をよく見て。一定の予備動作があるわ」とアドバイスをしていました。
市川は目をこらして、人型怪獣の攻撃を完全にかわすことに成功します。市川は、伊春に離脱して増援を呼ぶように言い、伊春は最初は拒否しますが、市川の真剣な表情を見て従うことにします。
キコルですら敵わなかった相手を前にして、自分に勝ち目なんてないことは市川にもわかっていましたが、それでも脳裏によぎるのは、かつて自分を助けてくれたカフカの姿。
「俺のなりたい隊員は、こんな時、仲間のために体張れる男だ!!」
市川の、命を懸けた戦いが始まったのでした。
【怪獣8号】2巻16話ネタバレ
理不尽なまでの力の差に勝ち目はないとわかりながらも、市川は伊春が離脱するまでの時間を稼ごうとします。気合の雄たけびをあげた市川は反撃を開始しました。
離脱する伊春はその様子を横目で追いながら、市川が人型怪獣に恐れず戦えていることに驚き、足元で流れ弾が破裂して一度は足を止めますが、伊春は再び走りだします。
副隊長いわく、解放戦力には20~30%の壁があり、その壁を越えられる人間はわずか。伊春は、この2週間近く20%から伸び悩んでいました。
強くなることばかり考えていたのに、簡単に追い抜いていく存在がいたことに悔しさがこみ上げてきます。
人型怪獣は、市川が自分の攻撃を対処してきたことから、新たな攻撃方法を繰り出してきます。未知の攻撃を前にして、立ち尽くす市川。
攻撃の瞬間、伊春が市川に突進して救います。腹から血をこぼしながら、立ち上がる伊春。
「いいかレノ。お前が俺を守るんじゃねぇ。俺がお前を守るんだバカヤロー」
なぜ戻ってきたのか問いかける市川。戻らなきゃやられたと言い返す伊春。
しかし、人型怪獣は物も生き物も自分の許可なくしては出られないことを伝えます。ショックを受ける市川に対し、伊春は覚悟を決め、「一緒にアイツぶっ倒すぞ。レノ」と言い、伊春の援護を受けて市川が飛び出します。
伊春が撃った弾を人型怪獣はかわしたその瞬間、地面にめり込んだ弾から稲妻が走ります。伊春が使用した弾は、敵の動きを止める発雷弾だったのです。
「こりゃ動きづらい。あっちから止めるか」
人型怪獣はターゲットを伊春に変更しますが、伊春もまた、市川と同じように攻撃をかわして伊春は再び発雷弾を放ち、人型怪獣の足に命中させます。
「今だレノ!!」と伊春の掛け声を合図に、市川は戦力を最大解放した一撃を人型怪獣に向けて放ちましたが、銃撃を終えた先には、死骸の壁がありました。
「あー。その様子だとこれで、万策尽キた感じかな」と、壁をかき分けて無傷の人型怪獣が姿を現し、市川は人型怪獣から全身に攻撃を受けてしまいます。
保科のもとに、通信が入り、市川と伊春との連絡がとだえ、バイタルも感知できない状況だと知らされます。
カフカとキコルは、倒れている死骸の様子を見て、「キコル!この反応ってーー」、「うん。アイツが来てる」と会話をするのでした。
【怪獣8号】2巻17話ネタバレ
市川の名を叫ぶ伊春。全身にダメージを受けた市川は全身から血を流して地面に転がりますが、まだ動く市川に対し、人型怪獣はなおも攻撃を続けます。
「意外に難しイな。生きてる以外の機能を殺すってのは」
唯一の抵抗手段の銃撃を防がれ、伊春はその様子をただ見ていることしかできません。目の前で仲間が傷つけられているというのに、何もできない自分が悔しくて涙する伊春。
伊春は涙を流しながら願います。市川はいつか隊長になる凄い奴だ。こんなところで終わらせたくない。
神様、鬼でも悪魔でもなんだっていい。俺の仲間を助けてくれ、と。
「死んでいイよ」と、人型怪獣が、伊春に向けて腕を伸ばしますが、「死ぬのはてめぇだクソヤロー」と人型怪獣の背後から現れたのは、変身したカフカでした。振り返りざま、カフカの拳を顔面に受けた人型怪獣は、頭部と胴体を分断されます。
カフカは、到着が遅くなったことを謝罪するととともに、市川の体を抱きかかえます。市川は、結局またカフカに変身させてしまった自らの弱さを悔いました。
伊春は、もう一体現れた人型怪獣に驚愕し、人型怪獣は頭部を修復しながら「お前があレか。例の・・・怪獣8号!!」と呼びかけるのだった。
【怪獣8号】2巻のネタバレ感想
【怪獣8号の強さ】
防衛隊の第二部の怪獣討伐試験では人型怪獣によって倒したはずの本獣が復活し、キコルはみんなの為に足止めしようと戦いますが、本獣はさっき倒した時よりレベルが上がっており、全く歯が立たず苦戦しているとそこにカフカが現れ、怪獣の姿に変身します。解放戦力が受験者の中で一番強いキコルが敵わなかった相手を怪獣に変身したカフカは『フォルティチュード9.8』と大怪獣並みの強さをもっていたため、拳一発で倒してしまうのです。
【怪獣9号の正体】
怪獣9号がトイレにこもり、スマホを不満げに見ていると電話がかかってきます。その電話の相手はなんとモンスタースイーパーの職員だったのです。電話を切った後、怪獣9号はすぐに人間に化け職員の中に紛れ込み、その後、保科が部下の情報から正体を突き止め調べると人間としての戸籍もあり、怪獣なのにしっかりしているなぁと思いました。
【保科のキャラが面白い】
カフカが腕立てをやっていて数を数えているなと思ったら回数を減らしたり、1人だけ唯一関西弁で喋ったりととても独特なキャラをしています。保科はカフカに何か違和感を感じ、自分の小隊に入れ、その違和感の正体を突き止めると言い、深く物事を考えてなさそうな雰囲気なのにしっかり考えているという一面もあります。また、戦闘時には顔つきが変わり、圧倒的な強さを見せるなどギャップがすごいです。
【同期との関係】
試験合格前から周りと比べたがる人が多いため、いがみ合うのかと思いきや、防衛隊入隊後はライバルとして見ながらも、同じ小隊同士で連携を図って怪獣に立ち向かっていくのです。また、闘争心を燃やすことで個々のレベルや解放戦力などが上がり、入隊後、間もないのに上司に褒められたり怪獣討伐に貢献したりと元々のレベルが高いのもありますが、同期という存在のおかげで互いを高め合い、成長していくって本当にいいですよね。
【レノと伊春の関係】
レノと伊春は試験当時、解放戦力やレベルに差がありましたが、入隊後は解放戦力を2%違いにまで差を縮め、伊春はレノのことをライバルとして見るようになります。同じ斑鳩小隊に配属され、初任務にあたっている時に怪獣9号に遭遇し2人で戦うことになり、その際に伊春が傷を負ってしまい、離脱するようレノに言われ一旦は逃げようとするのですが、伊春はレノが気に入らないのではなく、今まで自分ばかり守られていることに気づき、2人で一緒に戦うことを決意するのです。それからは、戦闘をしていくにつれて、よきライバルよき相棒という存在になっていくので今後の2人の関係も気になりますよね。
【怪獣8号】2巻ネタバレまとめ
本記事では、怪獣8号の第2巻のネタバレをまとめました。続きの第3巻のネタバレを知りたい人は、こちらの【怪獣8号】3巻のネタバレまとめをどうぞご覧ください。
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