怪獣8号

【怪獣8号】8巻ネタバレまとめ

本記事は、大人気漫画「怪獣8号」の第8巻のネタバレ記事です。怪獣8号の第8巻がどんな内容なのか知りたい人は、本記事をどうぞご覧ください。

但し、画像は著作権の問題で使用できないため、画像付きで第6巻の内容を知りたい人は、下記のリンクをどうぞ。

【怪獣8号】8巻ネタバレ【第60話~第64話】

怪獣8号の第8巻収録話数は第60話~第64話です。それぞれのネタバレについて、1話ずつまとめていきます。

まずは第59話からどうぞ。

【怪獣8号】8巻60話ネタバレ

伊春は、市川は適合試験に失敗した時、どこか安心している自分がいたことに気づいていました。

自分の先を行こうとする市川に、伊春はなんとか食らい付こうとします。

後日、第4部隊による怪獣討伐が行われます。

そこには、6号スーツをまとる市川の姿がありました。

緒方は、1か月で実践可能な数値を出した市川に驚きます。

市川は現在の解放戦力値ではキコルに大きく劣るものの、上昇速度では彼女を遥かに上回っていました。

緒方は市川を天才と認めますが、訓練通りにいかないのが実戦です。

分坑峠討伐作戦が開始。

相手の怪獣は土竜67型と呼ばれ、67年に初出現して以降、5年周期で発生している怪獣です。

作戦の要は、適合者試験中の市川であり、小隊がフォローに回る形となります。

市川が緒方に与えられた時間は10分間。

市川は、短い時間の間に結果を出そうと奮闘。

6号スーツは冷気が主とした能力であり、市川も最初は戸惑いつつも徐々に戦い方に

慣れていきます。

一方、市川の後を追う伊春は、市川の速度と攻撃力に圧倒されるばかり。

スーツを使いこなし始めた市川に対し、伊春は「置いてかないでくれよ」と思うのでした。

【怪獣8号】8巻61話ネタバレ

高専時代の伊春は無敵で、脳は学ぶもの全てを吸収して、体は鍛えるごとに強くなっていきました。

亜白ミナ、鳴海弦、四ノ宮功の3人に並べられるような存在になれると、信じて疑っていませんでしたが、実際は1体の余獣にすら苦戦する始末です。

焦りの末、余獣の攻撃を受けてしまった伊春に緒方から「時には退くことも必要だよ」と通信が入ります。

その通信は、伊春にとっては自身の情けなさを感じさせるものでした。

入隊してから、伊春の成績はピタリと止まってしまいます。

本物の才能たちを目の当たりにして、自分はそっち側ではないと突き付けられる日々が続き、いくら足掻こうとも、差は広がる日々でした。

そして、本当の才能の怪物が、視界の外から現れます。

それが市川レノでした。

市川が本獣と遭遇し、スーツを全解放。

市川はライフルと冷気のコンビネーションで戦いますが、本獣の核には届きそうにないことを察すると、最初は43%だった解放戦力を徐々に上昇させていきます。

戦いの中で成長しているとオペレーターは誤解しますが、緒方はそれが危険な兆候だと気付きます。

市川の解放戦力が51%に上昇すると、表情はより険しいものへと変化していたのです。

伊春が、市川の異変にようやく気付きました。

【怪獣8号】8巻62話ネタバレ

もっと力が欲しい。

もっと強ければカフカも伊春も傷つかずに済んだと、市川は自身の弱さを呪っていました。

市川の願いに呼応したかのように、解放戦力は上昇し、形態変化した本獣へ、市川は単独で立ち向かいます。

市川は敵にユニ機関の破壊に成功しますが、既に6個所で筋肉の断裂が見られ、肉体の限界を超える動きでした。

オペレーターが、6号の影響で自我を失っていることを示唆しますが、緒方は否定します。

「あれが本来の市川くんだ」

ナンバーズの使用者は、脳が活性して神経伝達物質量と伝達速度が以上に高まることで、本来の人間性や欲望が強く表に現れるのでした。

性格にとっては己の身を滅ぼしてしまう恐れもあり、市川の今の状態はまさしくそこにありました。

訓練では一度もなかった現象ですが、心身の極限状態が不測の事態をもたらすのが戦場。

緒方は、このまま己を制御できないようなら、使用許可は出せないと判断を下していました。

市川の自我は、自分の声に苦しんでいました。

体中が痛いのに止まらず、自分の思考が制御できず、ただひたすら力を求め、理性を失ったまま、市川は約半径50メートルの範囲を無差別に攻撃。

他の隊員がフォローに入ることができない状況を生み出したことで、緒方は市川の責任感の強さを察します。

本獣は肉体の35%が凍結し、完全に再生速度を凌駕しますが、市川の筋断裂は16箇所に増加し、亀裂骨折も4箇所発生といつ肉体が壊れてもおかしくない状態になります。

着地の衝撃で左脛骨が骨折したところで、緒方はついにストップをかけ、市川は絶望。

結局、自分は弱いままなのかと自分自身を責め続けます。

そこへ駆けつけようとしたのが、伊春でした。

伊春は周りの氷をぶち破りながら、市川のもとへ向かいます。

緒方がトーコに伊春の解放戦力を尋ねると、記録では24%との答えが返ってきます。

しかし、それは24%の動きではありませんでした。 伊春は市川のもとへたどり着くと、自身の心の中で絶望する市川へと手を差し伸べるのでした。

【怪獣8号】8巻63話ネタバレ

市川が我に返ると、自分の体は伊春に背負われていました。

伊春は、緒方から時間をもらったことを市川に伝えます。

現在、本獣は他の第4部隊の隊員が引き付けていました。

伊春が立てた作戦は、伊春が核を攻撃可能な状態にまで持っていき、市川が狙撃で核を撃ち抜くというものです。

それでは伊春が危険だという市川に対し、伊春はなんでもかんでも一人でやろうとするなと叱りつけます。

「オメーは年下なんだから、黙って俺に頼っとけ!!」

市川は、伊春の凄さを改めて思い知らされ、市川が迷っているとき、いつでも前を向かせてくれるのは伊春だったのです。

市川と伊春の討伐作戦延長戦が開始され、市川は精神波形が正常に戻るものの、肉体はボロボロでもう戦うことは出来ません。

伊春は、市川抜きで核を露出に近い状態まで持っていかなくてはなりませんが、解放戦力24%の伊春ではよっぽど不可能と緒方は指摘。

しかし、伊春の攻撃は本獣にダメージを与えており、明らかに24%の戦闘力ではありません。

不思議に思った緒方は、伊春の解放戦力を追うように指示します。

すると、計測された数値は41%でした。

ときおり20%代に下落したりと不安定ながらも、十分に高い数値を叩き出しています。

緒方は「彼、僕と同じタイプかもしれない」と驚きます。

瞬間的に出している数値は市川並であるため、力の使い方を教えたら化けると緒方は賞賛。

伊春は、ようやく自分を見つけることが出来ました。

自分は天才でもヒーローでもない。この先もきっと進む先には壁があるが、それでも壁を叩き続けることを決意したのです。

伊春の攻撃が本獣に命中。伊春に駆動限界が訪れますが、核の露出には成功します。

「決めろ!! レノ!!」

合図を受けた市川が本獣の核を撃ち抜きます。 二人のコンビネーションが、本獣を撃破したのでした。

【怪獣8号】8巻64話ネタバレ

市川が本獣を撃破したとき、緒方の脳裏に浮かんだのは若かりし頃の四ノ宮ヒカリでした。

ヒカリは、4号兵器に適正があったことを緒方に報告してきます。

「お前はどう思う?」

ヒカリは緒方に問いかけます。「私に、できると思うか?」

緒方は答えます。「できるよ。君ならきっとできる」

しかし、緒方は思います。もし未来が見えて、もしも本気で反対していたなら、四ノ宮ヒカリは今でも生きて笑っていたのだろうかと。

本獣を撃破した市川と伊春はお互いに歓喜し、その二人の姿は、緒方にとってはとても眩しいものでした。

緒方はヒカリを止めることも肝心な時に隣で戦うこともできませんでしたが、市川と伊春はそれを成し遂げたのです。

緒方は、市川へ6号スーツ試験の合格を伝えます。

「君に、この国の未来の一端を託すよ」

問題点であった、市川の責任感ゆえの自己犠牲に走る危うさは伊春が伝えてくれました。これ以上の説教は野暮としたのです。

立川基地のミナの元に、緒方から電話が入り、緒方が市川に6号に託したことを伝えると、ミナは安堵します。

ミナは、市川を大事に思うからこそ、ナンバーズの使用に一番慎重な緒方の意見を求めていたのです。

隊長として防衛隊に在籍しているタイミングで、6号適格者と自分と似た特徴を持つ若者が現れたことに、緒方は運命じみたものを感じ、市川と伊春には教えられることは全て教えると決意しました。

『これは、きっと生き残った僕の宿命だから』

緒方が手に持った写真には、若かりし頃の四ノ宮ヒカリが笑っていました。

【怪獣8号】8巻ネタバレまとめ

本記事では、怪獣8号の第8巻のネタバレをまとめました。続きの第8巻のネタバレを知りたい人は、こちらのをどうぞご覧ください。

また、その他の巻のネタバレを知りたい人は、下記の記事をどうぞ。怪獣8号のネタバレまとめと、各巻でのネタバレを用意しております。

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