本記事は、怪獣8号の第64話のネタバレ記事となっております。
前話はこちらの【怪獣8号】ネタバレ63話をどうぞご覧ください。
【怪獣8号】ネタバレ64話
市川が本獣を撃破したとき、緒方の脳裏に浮かんだのは若かりし頃の四ノ宮ヒカリでした。
ヒカリは、4号兵器に適正があったことを緒方に報告してきます。
「お前はどう思う?」
ヒカリは緒方に問いかけます。「私に、できると思うか?」
緒方は答えます。「できるよ。君ならきっとできる」
しかし、緒方は思います。もし未来が見えて、もしも本気で反対していたなら、四ノ宮ヒカリは今でも生きて笑っていたのだろうかと。
本獣を撃破した市川と伊春はお互いに歓喜し、その二人の姿は、緒方にとってはとても眩しいものでした。
緒方はヒカリを止めることも肝心な時に隣で戦うこともできませんでしたが、市川と伊春はそれを成し遂げたのです。
緒方は、市川へ6号スーツ試験の合格を伝えます。
「君に、この国の未来の一端を託すよ」
問題点であった、市川の責任感ゆえの自己犠牲に走る危うさは伊春が伝えてくれました。これ以上の説教は野暮としたのです。
立川基地のミナの元に、緒方から電話が入り、緒方が市川に6号に託したことを伝えると、ミナは安堵します。
ミナは、市川を大事に思うからこそ、ナンバーズの使用に一番慎重な緒方の意見を求めていたのです。
隊長として防衛隊に在籍しているタイミングで、6号適格者と自分と似た特徴を持つ若者が現れたことに、緒方は運命じみたものを感じ、市川と伊春には教えられることは全て教えると決意しました。
『これは、きっと生き残った僕の宿命だから』
緒方が手に持った写真には、若かりし頃の四ノ宮ヒカリが笑っていました。
まとめ
本記事では、怪獣8号の第64話ネタバレをまとめました。
続きの第65話のネタバレを知りたい方は、こちらの【怪獣8号】ネタバレ65話をどうぞご覧ください。