ロビンとフランキーが連行された司法の島「エニエスロビー」。
今回は、そんな「ワンピース」エニエスロビー編の感想や考察を紹介していきます。
「エニエスロビー編のあらすじをざっくり知りたい」「エニエスロビー編の考察を見たい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
「ワンピース」エニエスロビー編!感想と考察総集編【ネタバレ注意】
「ワンピース」エニエスロビー編の感想と考察をストーリーに沿って紹介していきます。
- 司法の島「エニエスロビー」に到着
- ロビンが本当の気持ちを吐露する
- 麦わら海賊団、反撃開始
- メリー号との別れ
- コビー達との再会
- フランキーが仲間になる
では、順番に内容を確認していきましょう!
①司法の島「エニエスロビー」に到着
ロビンとフランキーは、「CP9」のルッチ達に連れられて先に司法の島「エニエスロビー」に到着します。
そこでは、同じくCP9の「フクロウ」「ジャブラ」「クマドリ」と長官の「スパンダム」がルッチ達が帰ってくるのを待っていました。
少しして、ウソップらしき人物「そげキング」とサンジと途中で合流したルフィ達は、エニエスロビーの門を突破し、構える大勢の海軍を次々に倒していきます。
海軍達の相手は、船大工やフランキー一家達に任せて、ルフィ達はロビンのいる建物を目指します。
ロビンがいる建物に入ろうとする直前で、CP9の「ブルーノ」がルフィの前に現れます。
そして、ルフィは「ギアセカンド」に始動することで、六色使いのブルーノを簡単に倒してしまうのでした。
②ロビンが本当の気持ちを吐露する
ロビンを助けようとするルフィ達に向き合おうとしないロビンに痺れを切らしたフランキーは、ロビンを連れて建物のベランダに脱出します。
その向こう側の建物でルフィ達と顔を合わすことができたロビンは「死にたいから放っておいて」とルフィに懇願しますが、ルフィは「死にたいなら助けたあとにしろ」と言います。
ルフィの真っ直ぐな想いに心動かされたロビンは、「自分を重荷に思ったルフィ達にいつか裏切られてしまうのが一番怖い」という、本当の気持ちをついに吐露します。
ロビンの本当の気持ちを馬鹿にして笑うスパンダムは、ルフィ達が敵にしようとしている「世界政府」の象徴である旗で威嚇しますが、ルフィはその旗をそげキングに燃やしてもらいます。
ルフィ達は、表立って世界政府に宣戦布告することになります。
そしてルフィ達は、ロビンから「生きたい」という言葉を聞き、ロビン救出にさらに全力を注ぐのでした。
③麦わら海賊団、反撃開始
ついにロビンの口から「生きたい」という気持ちを聞いたルフィ達は、ロビンのいる建物に乗り込んでいきます。
六式使いのCP9の強さに苦戦しながらも、なんとか倒すことができたゾロやナミ達。
残すはルフィとルッチとの戦いだけでしたが、ルッチの強さは桁違いでルフィはかなり苦戦してしまいます。
さらにそのタイミングで、スパンダムがバスターコールのボタンを誤って押してしまいます。
「バスターコールによるエニエスロビーの崩壊」「ロビンが大監獄”インペルダウン”に繋がる”正義の門”に連れて行かれてしまう」という、2つのタイムリミットがルフィ達に迫ります。
そんな中、強敵ルッチに苦戦するルフィは「ギアサード」でなんとかルッチを倒します。
ロビンの救出も成功し、後はバスターコールによる海軍の包囲網から逃げるだけのルフィ達ですが、エニエスロビーからの脱出方法がありません。
しかし、なぜかそこにメリー号が現れます。
「迎えにきたよ」というメリー号の言葉が聞こえたルフィ達はメリー号に乗り込み、エニエスロビーからの脱出に成功するのでした。
④メリー号との別れ
メリー号によって窮地を脱したルフィ達は、ウォーターセブンに帰還します。
それと同時にメリー号は前方が大破損してしまいます。
それを見たアイスバーグはルフィ達に「眠らせてやれ」と提案。
納得したルフィ達はメリー号に火をつけ、メリー号の最後を見届けます。
そして、燃えていくメリー号はルフィ達に最後の感謝の言葉を残すのでした。
⑤コビー達との再会
メリー号との別れを終えたルフィ達は、フランキーによって新しい船を作ってもらえることになります。
そんな中、海軍中将である英雄「ガープ」がウォーターセブンにいるルフィ達の前に現れます。
しかし、この英雄「ガープ」はルフィの実の祖父であることが判明。
さらには、海賊「アルビダ」の元雑用担当「コビー」とモーガン大佐の息子「ヘルメッポ」がガープの部下としてついてきており、ルフィは久しぶりの再会を果たします。
コビーは夢だった海軍になり、しっかり成長を遂げているのでした。
⑥フランキーが仲間になる
少しして、麦わら海賊団の全員に懸賞金がかけられたというニュースがルフィ達に届きます。
さらに、麦わら海賊団のルフィ達だけでなく、フランキーにも懸賞金がかけられてしまっている様子。
「フランキーを海に連れ出してくれ」と懇願するフランキー一家に賛同したルフィは、フランキーを仲間に誘います。
最初は断ったフランキーですが、フランキー一家とアイスバーグ、ルフィ達の後押しもあり、フランキーは麦わら海賊団の仲間になることを決意。
その一方で、一度は麦わら海賊団を脱退していたウソップは、仲間に全力で謝罪して再加入することが決定します。
そしてついに新しい船「サウザンドサニー号」を手に入れた麦わら海賊団は、ロビンとウソップ、そして新しい仲間であるフランキーの仲間全員で、次の目的地「魚人島」へ向かうのでした。
「ワンピース」エニエスロビー編の見所と考察
「ワンピース」エニエスロビー編の見所と考察は、下記のとおりです。
- エニエスロビーの穴
- 五老星の見た目が変わらない
- シャンクスの左目の傷は黒ひげが原因
では、1つずつ内容を見ていきましょう。
①エニエスロビーの穴
エニエスロビーは、海にぽっかり空いた穴の上にある不思議な島ですが、その見た目が「ルルシア王国」消滅後の風景とかなり似通っています。
ネタバレになってしまいますが、世界政府加盟国であるルルシア王国は、世界政府のトップに君臨する「イム」が下した「マザーフレイム」によって消滅してしまいました。
つまり可能性としてあがるのが、エニエスロビーの場所にもかつては別の島が存在していて、「マザーフレイム」のような「何か」によって消滅してしまったのではないか、ということです。
マザーフレイムは現代を生きる「Dr.ペガパンク」によって作り上げられたものです。
そのため、エニエスロビーがマザーフレイムによって穴が形成された可能性はかなり低いと言えます。
ただし、マザーフレイム自体が古代兵器「プルトン」の原動力として稼働しただけであり、エニエスロビーとルルシア王国の穴を作ったのがプルトンである可能性も否定できません。
今後の伏線回収に期待しましょう。
②五老星の見た目が変わらない
ロビンの22年前の回想で描かれた五老星の見た目が、現在の五老星と変わらないことが一時期話題になりました。
今でこそ、五老星は不老不死の手術を受けているため不死身であることが確定しましたが、それが確定する以前から五老星の不死身説は浮上していました。
五老星の不死身が確定してから、ロビンの回想での五老星の見た目を見ると、しっかり辻褄が合っていてゾクっとしますね。
③シャンクスの左目の傷は黒ひげが原因
エニエスロビー編の終盤では、白ひげとシャンクスが接触している様子が描かれました。
そして、その場でシャンクスは白ひげに、左目の傷をつけたのが「黒ひげ」であることを伝えます。
シャンクスが白ひげに言いたかったことは、黒ひげを追う「エース」が危ないからエースを止めて欲しい、ということでした。
つまり、シャンクスから見ても、黒ひげはエースを遥かに超えた強さを持つ人物であり、シャンクスにとっても苦戦する相手であったということ。
最終的に白ひげは、シャンクスの願いを聞き入れることはありませんでしたが、後に起きてしまう「マリンフォード頂上戦争」のことを考えると、黒ひげへの復讐は違うやり方でするのが正解だったように感じてしまいますね。
「ワンピース」エニエスロビー編まとめ
今回は、「ワンピース」エニエスロビー編の感想や考察を紹介しました。
エニエスロビー編は様々な謎や伏線が張られた濃密なストーリーでしたが、特におさえておきたいポイントは下記の3つです。
- 「CP9」を倒してロビンが戻ってきた
- プルトンの設計図がこの世から無くなった
- シャンクスの左目の傷は黒ひげによるもの
これらをしっかりおさえて、以降の「ワンピース」のストーリー展開を楽しんでいきましょう!