「がっこうぐらし」最終回までのネタバレ感想まとめ！

「がっこうぐらし」がどんな話なのか知りたいあなたに！本記事では最終回までの内容をネタバレします。

ネタバレがイヤな人はこのまま記事を読むのをやめてください。

気にしないという方は、このままどうぞ。

「がっこうぐらし」がどんな話なのか知りたい人は必見です。

「がっこうぐらし」全巻ネタバレまとめ

「がっこうぐらし」ネタバレ第12巻

～作品紹介～

学園生活部、永遠なれ。限界まで追い詰められた彼女たちの前には、絶望しか存在しないのか、それとも…？大人気学園サバイバル、本文ページ数既刊比40%増の大ボリュームでお届けする圧倒的完結！

「がっこうぐらし」第12巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第11巻

～作品紹介～

ランダル製薬本社でのランダル保護機構との交渉は決裂し、学園生活部は行くあてのない逃亡を迫られることになった。くるみの体調も刻一刻と悪化していく中で、彼女たちの保護を申し出た新たな組織が現れるが…。

「がっこうぐらし」第11巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第10巻

～作品紹介～

武闘派の襲撃に端を発した大学での騒動が収束したとはいえ、未だ感染症状を抱えるくるみ。ゆき達はくるみを救うため、そしてくるみから血清を作り人類の希望となるために、新たな仲間と共にランダル製薬本社へと向かう――。希望と絶望が交錯する第10巻!!

「がっこうぐらし」第10巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第9巻

～作品紹介～

ランダル本社を目指すサークル合宿の出発前夜、武闘派の襲撃で次々と捕まってしまう学園生活部と穏健派のメンバー。事態が混迷を極める中、明かされる感染の秘密、校内に押し寄せる“かれら”、そして姿を消したくるみ――激震の大学編、佳境の第９巻!!

「がっこうぐらし」第9巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第8巻

～作品紹介～

聖イシドロス大学で穏健派と合流した学園生活部がランダル本社を目指すサークル合宿を計画する中、メンバー発症の原因を穏健派に結論付けた武闘派の襲撃がついに始まる。一方、症状が悪化するくるみがとった行動は……!?大学編、激震の第８巻!!

「がっこうぐらし」第8巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第7巻

～作品紹介～

聖イシドロス大学へと到着した学園生活部を待ち受けていた、 “サークル”と武闘派の対立、くるみの症状、そして徐々に明らかになる世界の様相――。強力タッグが贈る話題作、真綿で首を絞められていくような、緊迫の第７巻!!

「がっこうぐらし」第7巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第6巻

～作品紹介～

巡ヶ丘学院高校を卒業し、聖イシドロス大学への進学を選択した学園生活部。大学へと向かう卒業旅行での出会いと、大学に着いたゆき達を待ち受けるものは――!?強力タッグが贈る注目作、大学編が幕を開ける入学の第６巻!!

「がっこうぐらし」第6巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第5巻

～作品紹介～

くるみの容体も回復し、文化祭に臨んだ学園生活部に届いたのは……生存者からのメッセージ!?しかし希望に見えたそれは、巡ヶ丘学院高校を襲う未曽有の危機の幕開けだった――!!強力タッグが贈る注目作、高校編クライマックスを迎える卒業の第５巻!!

「がっこうぐらし」第5巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第4巻

～作品紹介～

手に入れた緊急避難マニュアルに掲載されていた校舎地下の避難区域で、めぐねえによって傷つけられたくるみ。容体が悪化し苦しむくるみに、学園生活部のゆき、りーさん、みーくんの選択は……!?強力タッグが贈る注目作、決別の第４巻!!

「がっこうぐらし」第4巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第3巻

～作品紹介～

遠足先のショッピングモールで救出したみーくんを歓迎する、ゆき、くるみ、りーさんら学園生活部。 しかしみーくんの口からゆきに向けられた言葉は……？そして学園生活部に訪れる、めぐねえとの悲しい再会。強力タッグが贈る注目作、試練の第３巻!!

「がっこうぐらし」第3巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第2巻

～作品紹介～

崩壊したかに見える世界で学校に寝泊まりし“日常”を送り続ける学園生活部のゆき、くるみ、りーさん。 尽きつつある食糧の確保のため、ゆきの提案で「遠足」へと繰り出すことになった一行が目にしたのは……!?強力タッグが贈る注目作、邂逅の第２巻!!

「がっこうぐらし」第2巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ第1巻

～作品紹介～

学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部で、シャベルを愛する(？)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれたゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!?強力タッグが贈る注目作、衝撃の第１巻!!

「がっこうぐらし」第1巻より引用

「がっこうぐらし」ネタバレ詳細！

高校編（第1巻 – 第5巻）

巡ヶ丘学院高等学校で学ぶ女子高生、丈槍由紀、恵飛須沢胡桃、若狭悠里らは、人間をゾンビに変える感染症のパンデミックに見舞われた街に住んでいます。彼女たちが通う学校は外界との接触を絶ち、他の生存者もいない孤立した環境です。この状況の中、学園生活部を創設した教師の佐倉慈は、生存を部活動として捉えるように導くが、彼はすぐに命を落とします。由紀は現実を直視できずにいて、亡くなった慈や他の生徒たちとの日常を空想の中で生き続けます。一方で、胡桃と悠里は由紀の空想に付き合いながらも、彼女の明るさに支えられています。しかし、次第に学校の備蓄食料や生活物資が底をつき始めるという状況に直面しています。

由紀、胡桃、悠里の3人は由紀の「遠足に行こう」という提案を受けて、物資補給のために校外へ出かけ、ショッピングモールに行くことにします。そこで彼女たちは、同校の下級生、直樹美紀を救出し、彼女を部員に加えます。美紀は当初、由紀の現実逃避とそのことを容認する胡桃と悠里に対して共依存を指摘し、軋轢が生まれますが、最終的には由紀が危機を独自の方法で認識し、明るく励まそうとする姿勢を理解し、和解します。

その後、彼女たちは慈の遺品から「職員用緊急避難マニュアル」を見つけ、それによると感染症は生物兵器によるバイオハザードであり、巡ヶ丘学院が事態に備えた施設であることが示唆されていました。胡桃は真相を確かめるためにマニュアルに記された校舎地下のシェルターへ潜入しますが、そこでゾンビ化した慈に襲われて負傷します。悠里はゾンビ化する胡桃を殺さなければならない状況に苦しみますが、美紀がシェルターから持ち帰った薬品により胡桃は何とか生き延びます。

避難マニュアルには、災禍の元凶として疑われる「聖イシドロス大学」と「ランダル・コーポレーション」の名前が記されていました。卒業後の進路を模索しつつ、4人はどちらを先に調査すべきか迷います。その間、彼女たちが発信し続けていたSOSが成功し、ヘリコプターが救援に向かいますが、ヘリは墜落し校舎が火事に巻き込まれます。由紀の機転と慈の幻想的な導きにより、4人は火災を逃れますが、学校のインフラは壊滅的なダメージを受けます。最終的に4人は由紀の提案で高校を「卒業」とみなし、聖イシドロス大学へ「進学」することを決めます。

大学編（第6巻 – 第9巻）

由紀、胡桃、悠里、美紀の4人は、大学への「卒業旅行」中に「ワンワンワン放送局」のラジオ放送を通じてキャンピングカーを手に入れ、旅を続けます。途中、胡桃がゾンビから認識されなくなる特異性が明らかになり、悠里は失われた妹の記憶を取り戻します。また、彼女たちは鞣河小学校からのSOSに応えて救助活動を行い、悠里が助けたという少女るーちゃんを連れて聖イシドロス大学に到着します。しかし、到着早々、大学の武闘派生存者からクロスボウの攻撃を受け、車で追い回される厳しい状況に直面します。

この危機の中、武闘派とは別の穏健派グループである「自堕落同好会」の3人の少女たちによって救出されます。彼女たちは日常的にゲームやDVD鑑賞で自堕落に過ごしていましたが、高校での学園生活部の苦労を聞いて、自分たちの生活を見直し、危機に立ち向かう決意を新たにします。学園生活部の面々は大学内で部活を再開し、各自に個室が割り当てられます。

一方で、武闘派のリーダー、高上が感染すると、感染源は学園生活部にあると断定し、彼らを捕まえるために追撃を開始します。胡桃は後遺症に苦しみ、記憶が薄れるなどの症状が進行し、孤立するようになります。美紀は理学部棟を訪れ、パンデミックが世界規模であり、空気感染するウイルスが変異する可能性があるという情報を得ます。由紀は胡桃を見つけ出し、彼女を説得して学園生活部の元へ戻すことに成功します。

武闘派はさらに崩壊を迎え、頭護がゾンビ化の兆候を見せた後、解毒剤を求めて暴走しますが、彼らの思い込みによる誤解が招いた混乱は篠生によって拒絶され、最終的に神持によって「墓」に突き落とされて殺害されます。神持自身も車での脱出を試みますが、エンジンが停止し、ゾンビに囲まれるなど、武闘派の解体が進行します。

ランダル編（第10巻 – 第12巻）

学園生活部は「サークル合宿」の名目で、ランダル・コーポレーションの本社を調査する計画を立てます。この調査には新たな仲間として青襲椎子がスカウトされ、同行します。到着したランダル本社は既に廃墟と化していましたが、椎子は残されたコンピュータデータから重要な発見をします。人間をゾンビ化させる細菌「Ω（オメガ）」がこの研究所から漏れたこと、そしてΩが巡ヶ丘土着の菌で過去にも流行していたことが判明します。データ調査中、ランダルの人工知能「ボーモン君」を通じて由紀たちにランダル保護機構から連絡が入りますが、ボーモン君はランダルの救助約束を嘘と判断し、巡ヶ丘を焼却消毒するのがランダルの真の目的と推測します。

この情報を受けて、学園生活部は本社から急いで逃走しますが、途中でキャンピングカーが事故に遭い、走行不能になるため、徒歩で移動する羽目になります。その間に椎子が発病し、胡桃の体調も悪化して衰弱します。この疲れ切った時、自堕落同好会のドローンが現れ、新たな車へと導いてくれます。

椎子のボイスメモから、巡ヶ丘の那酒沼の水にΩを抑制する成分が含まれていることが明らかになり、学園生活部が以前から飲んでいた学院の災害用浄化設備の水が胡桃の発症を抑えていた可能性が浮上します。一同は再び学院に向かい、到着すると美樹がゾンビに噛まれてしまいます。学院内でランダル兵に撃たれた美樹は、2日後に核ミサイルが落とされる情報を悠里と由紀に伝えます。由紀と悠里は胡桃と美樹にΩを抑制する水を飲ませた後、ミサイルを止めるために行動を開始します。由紀は幻影に導かれて屋上にたどり着き、ランダルに水の情報を無線機で伝えて自らの位置を知らせます。

3年後、パンデミックは収束し、美樹は旅をしている様子です。悠里は復興の地区リーダーとして活動し、胡桃は車いす生活を送りながら医者を目指しています。由紀は崩壊した学園の校庭で子供たちを集め、新たに教師として学校を始めています。