本記事は、怪獣8号の第55話のネタバレ記事となっております。
前話はこちらの【怪獣8号】ネタバレ54話をどうぞご覧ください。
【怪獣8号】ネタバレ55話
モンスタースイーパーの業者たちが、作業しながら今後のことを憂いています。
無敵のヒーローのような存在だった四ノ宮功が死んだことにより、今後の群発災害に備えて国外へ逃亡する人間も出てきていました。
俺たちも逃げた方がいいのではと怯える後輩を、髭面の徳さんが「俺たちが逃げちまったら、防衛隊が9号をぶっ飛ばした後、誰が死骸片付けんだよ」と叱ります。
徳さんは、心の中で『日本の防衛隊が、このまま黙ってるわけねぇよな』と、カフカに語りかけます。
有明りんかい基地では、キコルが東雲と戦闘訓練を行っています。
東雲に苦戦するキコルに対して、近くで携帯ゲームをしていた鳴海が告げます。
第一部隊の小隊長の全員を、およそ一か月で超えてみせろ、と。
キコルがそれを成し遂げるほどの天才でないと、鳴海が個別練習するレベルには間に合わないというのが理由でした。
その言葉を受けて、キコルは東雲を超えようとしますが、東雲もまた後輩の突き上げに燃えていました。
そこへ訪れた長谷川が、鳴海に問います。
今まで、怪獣8号を、戦力して迎え入るか否か。功のいなくなった今、それを決めるのは鳴海でした。
返事を聞かされる前に、鳴海と長谷川に通信が入り、二人が向かった先では、カフカの怪獣化が進行していることを知らされ、人の体に戻らない箇所が出ているので、断言はできないものの、変身を続ければいつかは人に戻れなくなる可能性があると告げられます。
夕方。カフカは屋上で黄昏ていました。
手のことがバレてても、防衛隊は自分を戦わせてくれるだろうか。
訪れた鳴海が、「お前を防衛隊に置くことはできない。理由は自分でもわかっているだろう」と、カフカに結論を伝えます。
鳴海の言葉に、カフカは絶望しかけますが、鳴海は更に「――というのを、ぜーんぶわかった上で言う。力を貸せ。日比野カフカ」と言葉を続けました。
鳴海は、カフカに対して思いを吐き出します。
カフカが完全に怪獣になろうが、そんなことよりも、どんな手を使ってでも9号を殺したい。
そして、その思いはカフカも同じはずだと。
「ボク達の本当の悔しさは、あの場にいたボク達にしかわからない。ここで引くなんて答えをお前が出せるはずがない」と鳴海の本気の思いをぶつけられたカフカは、もちろんその申し出を受け入れました。
カフカの覚悟を受け取った鳴海は、ここからは防衛隊のターンだと告げるのです。
場面は変わり、立川基地。厳重に警備された施設で、保科が「ようやくお目覚めか。よう寝とったやないか。怪獣10号」と声をかけます。
保科の視線の先には、なんと拘束された怪獣10号がだったのです。
まとめ
本記事では、怪獣8号の第55話ネタバレをまとめました。
続きの第56話のネタバレを知りたい方は、こちらの【怪獣8号】ネタバレ56話をどうぞご覧ください。