死滅回游の泳者(プレイヤー)の一匹とも言えるゴキブリ特級呪霊の黒沐死(くろうるし)を紹介していきます。
無限の食欲と単為生殖の特性を持つ特級呪霊。かつては羂索の呪霊操術によって生み出された呪霊でしたが、解放された事で死滅海游の泳者として仙台結界へと挑む事になります。
その身体は起伏がない漆黒の肌に覆われ、長いしなやかな触角を備え、昆虫の顔を不気味に擬人化させ多眼の顔。腕の昆虫で質感は人間とまさに異形の怪物とも言える存在。
人間との会話をも可能とする知性を持つも、自己中心的な生命体と乙骨憂太と死闘を繰り広げていく黒沐死。彼はどのように死んだのか?それを今回まとめていきます!
【呪術廻戦】黒沐死の死亡シーン詳細!なぜ死んだのか?理由や復活の可能性も解説
名前 | 黒沐死 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第20巻第175話と第179話 |
死亡理由は? | 乙骨憂太に敗れ死亡 |
復活の可能性は? | 可能性あり |
黒沐死の死亡詳細を上記表にまとめました。
ここからさらに深堀して解説していきます。
黒沐死は死亡している?
死亡しています。
経緯を説明すると、まずドルゥヴ・ラクダワラと相性が悪すぎたゆえに結界内にてドルゥヴの生存を条件にした休眠状態に入っていた黒沐死は、乙骨憂太によって覚醒してしまいます。
封印の元であったドルゥヴが乙骨によって倒された為に、黒沐死は解き放たれ、飢餓を満たす為に莫大な呪力を持つ乙骨と市民に襲い掛かります。
そして戦闘状態へとなだれ込む中で、乙骨は黒沐死と対峙する事になりますが苦戦を強いられてしまいます。
呪力で強化されたゴキブリを操る術式を前に圧され、無数のゴキブリの卵が付けられた爛生刀に迫られ、式神による連携の前に圧倒されようとしていました。
視界を塞がれ、懐へと入り込まれてしまった乙骨。黒沐死の凶刃が迫る中で最後が訪れようとします。
黒沐死の死亡は何巻何話?
呪術廻戦第20巻第175話と第179話にて二度死ぬ事となります。
まず第175話で乙骨に敗れてしまいます。ゴキブリを大量に使役する黒沐死の猛攻の前に乙骨は圧されてしまいますが、追い詰められた乙骨は迫ってくる黒沐死の顔に近づき、口づけて反転術式を打ち込んでいきます。
続く激戦の中で能力を温存していた乙骨にとっては、想定外の伏兵となってしまうも、土壇場に追い詰められてしまった彼は、起死回生の一撃で一か八かの反撃に出たのです。
思いがけなかった乙骨の反転術式によって、黒沐死の身体は瞬く間に崩れていき、そのまま祓われていきます・・・
しかし黒沐死は第179話でも乙骨に襲い掛かってきます。烏鷺と石流の領域展開のせめぎ合いの中で乱入してきたのです。
術式が焼き切れてしまい、満身創痍の中で防御ができない烏鷺に襲いかかった黒沐死ですが、この黒沐死は乙骨に祓われた黒沐死ではなく、彼の単為生殖能力によって生み出された子の黒沐死だったのです。
親から注がれていた能力と記憶を受け継いでいた子と言うより複製体とも言える、強力な呪霊と化した黒沐死は呪霊となって襲い掛かったのです。
爛生刀によって烏鷺の片腕を奪う事に成功するも、乙骨の反転術式によって祓われてしまいます。
最後まで意表を突く執念を見せた黒沐死。特級呪霊の中でも怖気をもたらせた作中きっての存在感は、まさに怪物とも言える恐ろしい存在でもありました。
乙骨を徹底して追い詰めた攻撃力は、作中に登場した特級呪霊の中でも脅威とも言えるでしょう。
もし別の相手と戦っていたのなら、その勝敗はどうなっていたのか?まさに意表を突いた特級呪霊とも言えるでしょう・・・
黒沐死の死亡理由は?
作中における黒沐死の死亡理由は本能に任せた戦いが最大の敗因とも言えます。
思考力を持ち、人間と同じ知性を持っている存在といえども、基本概念が蟲であったがゆえに、それが原因で敗北し、死亡した理由として挙げられます。
もし戦闘時において乙骨に対する戦術を誤らなければ、結果は大きく関わっていたのかも知れません。
黒沐死の根幹にあるのは、常に餓えを満たしたいとする食欲旺盛なゴキブリの本能ゆえに戦いも雑多な部分が目立ってもいました。
本来持っている能力を有効活用しない、または出来ない知性だった為に敗北したとも言えるでしょう。
追い詰めた獲物がまさか反撃してくるとはと、人間の持つ土壇場の攻撃を予測しきれなかった黒沐死にとって、乙骨を相手にするには実力が圧倒的に不足していたのです。
しかしもし黒沐死が経験を積み、人間をより知った特級呪霊となっていたのならば・・・状況は変わっていたのかもしれません。
蟲としての本能を強く持っていたが為に、自身の能力を有効か強く出来ず、優位性に欠けた攻撃で敗北を招いてしまった黒沐死。その敗因は彼が最後まで蟲であった事が原因としてあげられるでしょうね。
黒沐死が復活する可能性は?
作中の中で復活を果たした黒沐死ですが、二度目の復活は果たした経緯があります。もしかしたら・・・再び登場するかもしれません。
その理由は、黒沐死は単体で子供を残す事が可能な特級呪霊であることです。
二度目の黒沐死の子は、乙骨によって再び祓われてしまいましたが、この時に烏鷺亨子の片腕を食い千切る事に成功しています。
もしかしたら・・・彼女の身体の中に卵を植え付けた可能性も考えられます。
烏鷺は黒沐死の卵を受け付けられた可能性があるのかもしれないと、あくまでも予想ですが、その可能性はあり得ます。
宿儺に対してポイントを渡してしまい、そのまま作中から退場してしまった彼女。明確な死亡シーンはなくとも、もしかしたら生き延びている可能性があり得ます。
ただ宿儺を前にして生き延びている可能性は少ないかもしれませんが、もしかしたら生き延びた彼女の身体の中に黒沐死の卵が植え付けられ、復活するのかも?
その可能性もあり得ます。そうなったら最もおぞましい光景になりそうですね。単体での復活では無く黒沐死が増殖して蘇ってきたらと、予想を反する復活劇。さらなる混迷が予想されそうです。
まとめ:黒沐死は復活の可能性あり!!
本記事では、黒沐死の生死についてまとめました。
今回解説した内容をもう一度以下にまとめます。
名前 | 黒沐死 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第20巻第175話と第179話 |
死亡理由は? | 乙骨憂太に敗れ死亡 |
復活の可能性は? | 可能性あり |