呪術廻戦に登場するキャラクターの中でも、とくに人気の高いお父さん。
今回はそんなお父さん、伏黒甚爾の生死についてまとめました。
伏黒甚爾は本当に死んでしまったのか?復活の可能性はないのか?徹底的に解説します。
伏黒甚爾の生死について詳しく知りたい人は、本記事をどうぞ最後までご覧ください。
【呪術廻戦】伏黒甚爾とはいったい何者なのか?徹底解説
呪術廻戦で最も悲しき最後を迎えたお父さんとして知られている伏黒甚爾(ふしぐろ・とうじ)・・・
彼は呪術界御三家である禪院家に産まれてしまい、不遇な幼少期を送ってしまい、性格を歪ませてしまった事が最大の失敗とも言えるでしょう。
自分の事を慕う人間の言葉を聞き入れて行動すれば、運命は大きく変わっていたのかも知れません。
禪院家の人間ながら呪力を持たずに産まれてしまい、呪力絶対主義の禪院家において甚爾の扱いはあまりにも凄惨でした。
呪霊の群れに放り込まれ、瀕死の状況に追い込まれていた少年時代。やがて彼は実家を出奔し、ある女性と出逢った事で幸せを手にするも、恵の誕生と共に妻を失い、自分を見失ってしまった甚爾。
本来ならば父親として恵の事を考えるべきだったにもかかわらず、幼少期のトラウマゆえに父親として恵と向き合う事の出来なかった哀れなる男とも言える甚爾。
裏社会で暗殺者となり、薄汚い汚れ仕事を担う事になった甚爾は、作中でも屈指の不運なキャラでもあります。
もっと幸せに生きるべき道はあった筈なのに、その術を見失ってしまった彼の最後は、どんなモノだったのかをまとめていきます。
【呪術廻戦】伏黒甚爾の死亡シーン詳細!なぜ死んだのか?理由や復活の可能性も解説
名前 | 伏黒甚爾 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第9巻第75話 第13巻113話 |
死亡理由は? | 1度目は五条悟に敗北 2度目は自害 |
復活の可能性は? | ある |
伏黒甚爾の生死について表にまとめました。
各項目について、それぞれ詳しく解説していきます。
伏黒甚爾は死亡している?
死亡しています。
生まれつきに呪力を持たずも、特殊な天与呪縛の持ち主だった甚爾は、呪縛で強化した身体能力による肉弾戦で呪具や拳銃を駆使して戦う暗殺者として活躍していた彼。
その気になれば因縁のある禪院家を滅ぼす事も出来た筈の実力者でしたが、天与呪縛・フィジカルギフテッドを持つ事で彼は最強の存在となったのです。
呪力を持たない代償に常人離れした身体能力と五感を手に入れ、呪いへの耐性も獲得した甚爾は、ある依頼の中で五条悟と夏油傑と戦う事となります。
五条と夏油を圧倒する程の戦力を見せつけるも、覚醒してしまった五条による虚式・茈で左半身を消し飛ばされて絶命してしまいます。
敗北の瞬間に甚爾は悟ります。自分の流儀では無い戦いに敗北したと。
五条に固執してしい自分の流儀を捨ててしまった事が死因になったと、捨てきれなかった禪院家の軋轢が死を招いたかと、あっさりと受け入れる甚爾。
しかし、その死は簡単に覆る事となってしまいます。
伏黒甚爾の死亡は何巻何話?
甚爾の死亡は呪術廻戦の第9巻第75話と第13巻113話にて記されています。
最初の死因となるのが五条との戦闘でした。覚醒してしまった五条によって敗れた甚爾は、死に際に五条に固執した自分の敗因を理解してしまいます。
普段の自分ならば自尊心なんか捨て、五条みたいな相手と戦う事はしなかった筈なのにと、心の何処かで彼を倒して自分を認めようとしていた事が敗因だったと悟ります。
底知れない五条の力を覚醒させてしまうリスクを抱えながらの戦いは、本来すべきでは無いと、甚爾は悟っていたのです。
しかしそれを間違ってしまったと、自分の中にある微かな自尊心の敗北を受け入れた彼でしたが、再びこの世に舞い戻る事になります。
それはオガミ婆による降霊術による受肉化で、現世へと蘇った甚爾は恵と戦う事となるも、彼が禪院家ではなく、伏黒を名乗っていた事を知り、自分みたく縛られることは無く恵は強く生きているのだと悟ります。
そして自我を取り戻した甚爾は、恵の事を想いながら自害して果てる事となります。息子の事を想い、彼のこれからの無事を祈りながらに最後を迎えた甚爾は、良き父だったとも言えるでしょう。
伏黒甚爾の死亡理由は?
作中における甚爾の死亡理由は主にメンタル面での問題だと思われます。
五条と夏油との戦闘は本来の甚爾が望む事ではなく、すぐに手を引くような依頼でしかありませんでした。
しかし心の何処かであった五条への因縁が甚爾の判断を鈍らせてしまったのです。禪院家の人間だったゆえに捨てきれなかった五条への劣等感。
もし彼を倒す事が出来れば、何か報われるのではと、そう想った事が甚爾の死を招いてしまった死因とも言えるでしょう。
そして受肉された際に恵が自分の息子だと悟り、彼が自分とは違い、禪院家に虐げられる事なくに生きていた事が余程に嬉しかったのでしょう。
自ら命を絶ち、息子の為に命を散らせた甚爾は、死ぬ間際の中でも息子の恵の事を想っていたのです。
父親として善人出会ったがゆえに、また非常になりきれない一面など、彼が捨てたはずの人間性が敗因を招いてしまった事や、また禪院家のトラウマが敗因ともなったのです。
もし彼が禪院家のトラウマを抱える事が無ければ、運命は変わっていたのかも知れません。
伏黒甚爾が復活する可能性は?
作中における甚爾の死は確定されましたが、宿儺に乗っ取られた恵を助ける為に甚爾が、何かをする可能性はあり得ます。
もしかして復活し、甚爾は宿儺から恵の身体を取り戻すかもと、僅かな可能性があり得るかも知れません。
ただし現状では難しく、復活しない可能性があり得るかも知れません。しかし出来ればもう一度出会い、恵と共に甚爾が楽しい時間を過ごせればと願ってしまいますね。
まとめ
本記事では、伏黒甚爾の生死について詳しく解説しました。
死亡理由や復活の可能性について、本記事で解説した内容をもう一度以下にまとめておきます。
名前 | 伏黒甚爾 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第9巻第75話 第13巻113話 |
死亡理由は? | 1度目は五条悟に敗北 2度目は自害 |
復活の可能性は? | ある |