本記事は、怪獣8号の第29話のネタバレ記事となっております。
前話はこちらの【怪獣8号】ネタバレ28話をどうぞご覧ください。
【怪獣8号】ネタバレ29話
幼い頃の保科は父親から「防衛隊は諦めろ」と言われました。江戸の世なら天才と崇められただろうが、今は刀の時代ではないと諭されます。
自分の名を呼ぶ声に、保科の意識は戻され、小此木たちに心配をかけないように、保科は虚勢をはります。
保科が小此木に状況を確認すると、間もなく住人の避難が完了し、対余獣の戦況も好転し始めていることを伝えられると、「ほな僕も、最後まで務めを果たさんとな」と引き留めようとする小此木の声を無視して、保科は戦闘を再開するのです。
「もうわかった。刀では俺は倒せない」と本獣の言葉は、保科にとっては百も承知。その言葉を聞いて保科の頭によぎるのは、子供の頃から何度も聞かされてきた言葉だったのです。
父親が『諦めろ宗四郎お前は銃器の開放戦力が低い。今の時代それでは通用しないんや』と言います。
そして上司が『諦めなさい保科くん。近年怪獣の大型化傾向が顕著だ。刀だけではいつか必ず命を落とす。悪いことは言わん。刀伐術の指南役となり、現場から退きなさい』と言います。
しかし、ただ一人違う言葉をかけた人がいました。それは亜白ミナだったのです。
『保科宗四郎。君は刀のスペシャリストらしいな』とミナは言う。保科は、また「諦めろ」と言われるだろうことを予想していましたが、ミナの言葉はそれを覆すものでした。
ミナは、保科に向けて手を差し伸べ『君の力が必要だ。私の部隊に来ないか。保科』と言います。
ミナはこれから先に小型の強敵が現れる可能性を憂慮していましたが、ミナは保科と逆で包丁も握りたくないほどに刃物が苦手だったので、『私が敵を射抜く時、君がその道を切り開いてくれないか』と言ってくれたミナに任された留守を、保科は死んでも守ると改めて決意し、本獣に斬りかかります。
2式、3式、4式、5式。そして、6式を繰り出そうとしたとき、保科の体は本獣の巨大な手にに掴まれてしまい、その様子を保科の下へと駆け付けながら見ていたカフカは、市川に謝ります。
市川は全てを察して、カフカを引き留めようとしますが、市川の制止に構わず、カフカは変身しようとしました。
そこへ訪れたのは、全隊員への通信。
「皆。よく耐えてくれた」「怪獣。僕の勝ちや」と保科が言ったその瞬間、本獣の左腕が吹き飛ばされます。
保科は続けて口を開き、「僕はこの基地の副隊長。隊長に繋ぐのが務めや」と伝えるとパートナーの伐虎とともに、巨大なライフルを構えたミナが姿を現したのでした。
まとめ
本記事では、怪獣8号の第29話ネタバレをまとめました。
続きの第30話のネタバレを知りたい方は、こちらの【怪獣8号】ネタバレ30話をどうぞご覧ください。