「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編!感想と考察総集編【ネタバレ注意】

「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編!感想と考察総集編【ネタバレ注意】

ロジャーの血縁者を絶ちたい海軍と、エースを救いたい白ひげ海賊団とルフィ達の戦いである「マリンフォード頂上戦争」。今回は、そんな「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編の感想や考察を紹介していきます。

「マリンフォード頂上戦争編の考察が見たい」「マリンフォード頂上戦争編のざっくりのあらすじを知りたい」と考える方は、ぜひ最後まで見てくださいね。

ちなみに、前のストーリーをおさらいしたい方は、こちらの「ワンピース」大監獄インペルダウン編!感想と考察総集編【ネタバレ注意】をどうぞご覧ください。

目次

「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編!感想と考察総集編【ネタバレ注意】

「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編のあらすじを追いながら、感想と考察を紹介していきます。

  • 海軍vs白ひげ海賊団の戦いが始まる
  • ルフィとイワンコフ達も参戦
  • エース救出か?
  • 黒ひげ海賊団が現れる
  • 麦わら海賊団、修行の時

では、以下で内容を見ていきましょう!

①海軍vs白ひげ海賊団の戦いが始まる

エースの公開処刑直前に、マリンフォードに乗り込んできた白ひげ海賊団。現時点での海賊最強と言っても過言ではない白ひげを迎え撃つため、海軍側では王下七武海や中将、大将達が勢揃いです。

バスターコールが可愛くなるほどの大きな戦いで、ワンピースの歴史の中でもかなり盛り上がったエピソードの一つですよね。毎週の連載が楽しみだった記憶があります。

さて、そんな頂上戦争は、白ひげの巻き起こした大津波を機に火蓋が切られました。序盤から大将「黄猿」と一番隊隊長「マルコ」がいきなりぶつかり合う状態です。

さらにはミホークの斬撃を止める白ひげ海賊団の隊長。まさに頂上戦争。エピソード序盤から大盛り上がりですが・・・そんな中、処刑日時を無視して早くにエースの処刑を実行するという不穏なワードが飛び交いだします。

②ルフィとイワンコフ達も参戦

大監獄インペルダウンからの脱出に成功したルフィ達は、まさかの空から船ごと落ちながら戦争に乱入してきます。そこには、かつて敵であったバギーやMr.3、さらにはクロコダイルなどなど・・・

インペルダウンから一緒に脱出してきて、そのまま頂上戦争へ乱入したのですが、めちゃくちゃ熱い展開でしたね。敵の敵は味方というやつでしょうか。誰もが熱くなる展開です。

そしてルフィは周りのサポートを受けながら、エースのいる処刑台を目指すことになるのですが、一方で白ひげ優勢かと思われたその時、海軍大将「赤犬」に唆されたスクアードが、白ひげの不意をつき致命傷を負わせてしまいます。

驚きを隠せない白ひげでしたが、唆されたことを理解しスクアードを簡単に許すのですが、老いですね・・・不意を突かれたとはいえ、この程度の攻撃で致命傷になるとは・・・

四皇とはいえ、老いには勝てないということが描かれたシーンでした・・・そんな致命傷を負った白ひげは、海軍への怒りを露わにしながら暴れまわり始めます。

自分の命が迫っているのを理解しているのか、急いでいるようにも伺えます。

③エース救出か?

イワンコフや白ひげ海賊団のサポートを受けながら、何とかエースのいる処刑台に辿り着いたルフィ。そこにはルフィのじいちゃん「ガープ」が立ちはだかったりといくつもの障壁があったのですが・・・

ついに、エースについている海楼石の手錠を取ることに成功!エースの救出がほぼ確定かと思ったその時、赤犬の渾身の一撃がルフィを庇ったエースの腹を突き抜け、エースは死亡してしまいます。

ルフィは、ショックのあまりに気を失ってしまうのでした・・・同じく、このシーンで気を失った読者も多いのではないでしょうか(笑)

まさかの、ここでエース退場。今までワンピースでは「キャラが死なない」ストーリー展開だったので、どこか読者も「エースは助かるだろう」と安堵しながら読んでいた人も多いと思います・・・

④黒ひげ海賊団が現れる

エースは死に、そして自分の死を悟った白ひげは、仲間達を逃すために大暴れを開始します。さすが四皇。マリンフォードを完全に破壊する勢いで攻撃を仕掛けます。

そんな中、大監獄インペルダウンの猛者達を仲間に引き入れた黒ひげ達がこの戦争に乱入してきます。ほぼ死にかけの白ひげに、黒ひげ海賊団がとどめの一斉攻撃を放ち、白ひげは死んでしまうのです・・・

しかし、背中には傷はない。その海賊人生で、一切の逃げキズは無しとナレーションが入り、その人生の幕を閉じるのでした。このシーンでは、かつて敵だったレイリーも「逝ったか」と涙していました。

読者からすると、登場回数はそこまで多くない白ひげに、そこまで思い入れはなかったと思うのですが、ナレーションとレイリーの涙に涙腺を持っていかれた読者も多いでしょう。

そして最後の一言、「ワンピースは実在する」という名言。まるでロジャーのような最後でしたね。死してなお、ワクワクする展開をワンピース世界に、そして読者に与えてくれました。

しかし、そんな感動とワクワクも束の間・・・黒ひげは白ひげの能力「グラグラの実」を手に入れ、その力で海軍本部を潰します。どうやって能力を奪ったのか、謎を残したまま戦闘は継続します。

エースの処刑という目的を果たした海軍と、エースと白ひげを失った白ひげ海賊団。もう何のために戦っているのか分からないこの戦争を止めにきたのは、突如現れたルフィの恩人「赤髪のシャンクス」でした。

シャンクスの登場により、戦争は終結。無事ルフィも脱出することに成功しましたが、心も体もボロボロです。受けたダメージは計り知れません・・・

⑤麦わら海賊団、修行の時

体はボロボロかつショックで気を失ったルフィは、女ヶ島アマゾン・リリーに運ばれ、治療を受けます。体は治るでしょうが、心の傷は癒えるのでしょうか・・・心配になるところですが・・・

意識を取り戻したルフィは、後悔とショックでやはり自暴自棄になってしまいましたが・・・ジンベエに喝を入れてもらうことで何とか平常心を取り戻すことができました。

少しして、すぐ仲間に会いに行こうとするルフィでしたが、レイリーの勧めもあって、麦わら海賊団それぞれで2年間の修行期間を設けることにするのでした。

「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編の見所と考察

「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編の見所と考察は下記のとおりです。

  • スクアードを許す白ひげの親心
  • ルフィを守るエース
  • どうやってグラグラの実を手に入れた?

では早速、内容を確認していきましょう!

①スクアードを許す白ひげの親心

海軍大将「赤犬」に唆されて白ひげに裏切られたと勘違いしたスクアードは、不意をついて白ひげに致命傷を負わせてしまいました。

しかし、白ひげは驚きこそしたものの怒ることなく、スクアードを許します。

白ひげは以前から仲間達を「息子」と呼んで可愛がっており、スクアードやエースといった息子達を決して見捨てない言動に、読者は心が震えたのではないでしょうか。

とはいえ、仲間を殺してしまった黒ひげだけは、息子であっても許せなかったようですね。

②ルフィを守るエース

マリンフォード頂上戦争編を読んだことがあるほとんどの方は、「ワンピースのマリンフォード頂上戦争編」と言われるとまず思い浮かぶ描写は「ルフィを守るエース」なのではないでしょうか。

それほどに、エースが亡くなってしまうこの描写は衝撃的かつショッキングなものでしたね。

しかし、ルフィが新世界に進むにあたって今だからこそ分かりますが、圧倒的にルフィ達の力が新世界に追いついていませんでしたし、作者「尾田栄一郎」さん的にも、麦わら海賊団が強くなるための起爆剤的な理由を作りたかったのでは?と筆者は予想しています。

なお、エースは「ワンピース」の登場人物の中でも、上位を争うほどの人気キャラだったので、当時は多くのファンの悲しむ声がネット上で散見されました。

③どうやってグラグラの実を手に入れた?

白ひげが亡くなってすぐに黒ひげが謎の行動に出たと思えば、白ひげの能力であるはずの「グラグラの実」が黒ひげの能力になってしまいましたね。

しかも黒ひげは元から「ヤミヤミの実」の能力も保持していましたし、本来なら2つ目の能力は手に入れられないはず。

そんな中、黒ひげが2つ目の能力を手に入れることができた理由として有力視されているのは、黒ひげが「イヌイヌの実 幻獣種モデル”ケルベロス”」の能力者ではないか、という説です。

黒ひげ海賊団の旗に3つのドクロが描かれてることからも、かなり可能性が高いと予想します。

「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編まとめ

本記事では、「ワンピース」マリンフォード頂上戦争編の感想や考察を紹介しました。

マリンフォード頂上戦争編でおさえておくべきポイントは、下記のとおりです。

  • エースが死んでしまった
  • 白ひげが死んでしまった
  • 黒ひげが「グラグラの実」の能力を手に入れた

これらのポイントをおさえて、今後のワンピースの展開を楽しみましょう!

全話考察はこちら!!

>>今週のワンピース!漫画全話ネタバレ考察まとめ【ジャンプ最新話まで更新】

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この記事を書いた人

マンガの購入に繋がるよう「魅力」を伝え、マンガ業界を盛り上げたい。そんな思いで作った「マンガ大好きドットコム」では、ワンピースやキングダムなどの私が好きなマンガの感想と考察記事を投稿中。最新話の情報も含まれますので、ネタバレにはご注意ください!

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