「禪院家に非ずば術師に非ず、術師に非ずば人に非ず」と、呪術廻戦作中でも屈指の名言を残した禪院家の当主・禪院直毘人の息子であり特別一級術師の禪院直哉(ぜんいんなおや)。
禪院家の呪術師として禪院家相伝術式を持って産まれたエリートとして他者を平気で見下し、小馬鹿にする作中切っての性悪男。
特別一級術師としての実力はあり、拳と術式だけで戦う美学を持ち、非常に正確の悪い禪院家の差別的思考の塊。女性を見下す発言に男尊女卑は当たり前。
禪院家は自分が当主となるのが当然と言わんばかりの傲岸不遜な性格をしており、呪術界の悪を象徴する存在ではあるも、実力を純粋に評価する一面はあるのが唯一の救い。
そんな殺されても当然な男の死はどんなモノだったのかを、紹介していこうと思います。
【呪術廻戦】禪院直哉の死亡シーン詳細!なぜ死んだのか?理由や復活の可能性も解説
名前 | 禪院直哉 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第17巻の第152話と第22巻の第198話 |
死亡理由は? | 覚醒した真希に敗北 |
復活の可能性は? | ない |
禪院直哉の生死について、簡単に表にまとめました。
ここから詳しく解説していきます。
禪院直哉は死亡している?
呪術廻戦の作中において禪院直哉は命を落とす事となります。
その死因となったのが真希との対峙でした・・・妹・真衣の死によって覚醒した真希によって無残にも殴り殺されてしまうと、哀れな最期を迎えてしまう事になります。
しかし辛うじて生きながらえるも、真希の母親によって背中を刺されてしまい、非術師として見下し、あまつさえ卑下していた女性に背中を刺される最後。まさに自業自得の最後とも言えるでしょう。
でも・・・ここで簡単に死ぬ事が無いのが直哉です。彼はなんと呪霊として復活してしまいます。そして再び真希と戦闘をする事にもなります。
死滅回游で呪霊として蘇り、真希の前に立ちはだかる直哉。術師が呪いに転じた事で、直哉は呪胎する事に成功してしまったのです。
本来、呪胎を防ぐ為には呪力で術師に止めを刺さなければいけませんが、真希の母親に殺されてしまった事で直哉は呪霊直哉として蘇ってしまったのです。
その形は芋虫型の呪霊として再生され、顔面に目や口はなく6個の穴が開き、芋虫の肢にあたる部分には人間の腕が6本も生えている醜い虫の姿。
生前の生き様の悪さが滲み出ている様な醜悪な化け物として蘇り、当然に真希に対する憎悪は深く、彼女を追い詰めていく事にもなります。
五条や甚爾と同じ実力を手に入れたと自負する直哉。それは慢心ではなく、確信を得て証明されてしまう実力でした。
本来彼が持っていた投射呪法は想像した動きを再現する事の出来る能力で、触れた相手を1秒間停止させる事の出来る能力となっていました。
しかし人間ゆえに物理法則から逸脱出来ないゆえに、その制約は人間の範疇に留められていた能力でしたが、呪霊となった直哉にとっては関係の無い事となります。
呪霊と化した事でマッハ3の高速を得て、真希に襲い掛かってくる直哉。しかし真希の執念による戦いに慢心を見せてしまう直也は、呪霊となった身体を斬り裂かれ、無残にも真っ二つにされてしまいます。
真希が持っていた呪具は釈魂刀のレプリカでした。これはあらゆる物質の硬度を無視し、対象の魂を斬り裂く事の出来る武器。真衣の想いが込められたそれは、真希の最後の希望となり直哉を討つこと出来たのです。
女性を見下し、己が最強と信じて疑わなかった直哉・・・彼は自分の存在を常に格上として見ており、他人を卑下して生きてきました。
しかし最後は見下していた筈の人間の渾身の一撃によって敗れ去ってしまったのです。自分一人だけが優秀と信じ、誰かの為に戦ってきた人間の力を侮った、哀れな最期とも言えるでしょう。
禪院直哉の死亡は何巻何話?
彼の死亡が描かれているのは呪術廻戦の第17巻の第152話と、呪術廻戦第22巻の第198話で死亡が確認されています。
作中でも珍しく二度死んだ男ともなっており、その印象は強く残っている方も多いと思います。
まず彼の最初に死因となるのが第17巻の第152話。真衣の死で覚醒した真希との死闘の中で圧倒的な戦力差を見せつけられた直哉は、瀕死の重傷を負ってしまいます。
トドメを刺されず、生き延びる事に成功した直哉は喜んでいましたが、そこに意外な伏兵が現われてしまいます。それが真希と真衣の母親でした。
禪院家に嫁いでから陰惨な扱いを受け続けていた彼女は、真希によって首を切られてしまい、もはや半死半生の状態でした。そんな彼女に見つかってしまった直哉。
今までの扱いの酷さが祟り目となり、彼は助けられる事は無く、彼女の持っていた刃物によって最後のトドメを刺されてしまいます。非術師である女性に殺された直哉と、彼は見下していた筈の存在に殺されてしまったのです。
また真希の母親は産んで良かったとの言葉を残して絶命し、長年に鬱積していただろう恨みを晴らしながらに命を落としてしまいます。
こうして直哉は一度目の死を迎えたのです。
そして二度目の死を迎えたのは、彼が呪霊となって再び戻ってきた事が挙げられます。
本来ならば呪術師は呪力によって殺さなければ、呪霊になって蘇ってしまい、直哉は真希の母親によって殺された事で呪霊になって蘇ってしまいます。
ただ彼の場合は呪霊になった際に自我が残り、また生前の記憶を持って呪霊になった規格外の怨霊と化していました。流石は禪院家の当主候補とも言える人材だったのでしょう。
自分を殺した真希に対して復讐をしようとするも、再び彼女によって殺されてしまう事になります。
彼女の持つ釈魂刀のレプリカによって魂ごと斬られてしまった直哉。それは完全な消滅を意味し、彼の存在は抹消される事になってしまったのです。
人間として死に、そして呪霊となって死んだ直哉と作中でも惨めな死に様とも言えるでしょう。
禪院直哉の死亡理由は?
作中における彼の死因は、一言で言えば見下していた女性によって殺されてしまった事です。
最初の人間だった直哉の死は、女性として産まれてしまった真希ま真衣を徹底して見下し、彼女達の恨みを買い、真の力を解放したことにあります。
自分に害をなす事など不可能と思い上がっていた彼の最初の死因は、他者を徹底して見下し、誰の支持も受けない孤独にあったと言えるでしょう。
作中でも彼を身を挺して守ろうとする存在はおらず、最後は非術師の人間である真希と真衣の母親の刃によって死んでしまう惨めな最後。彼が最も望んでいない死とも言えます。
そして呪霊となった彼は、真希に対して報復をしようとするも、覚醒した彼女の力を侮ってしまう事が敗因ともなりました。
五条と同格になったと、自身でも驚くほどの覚醒を見たのかも知れませんが、真希は一人ではなく真衣や仲間達の想いを背負っていたのです。
独りぼっちである直哉にとって真希に勝てる通りはなく、孤独な強者として振る舞っていた彼は、支えられた力によって敗北する事になってしまうのです。
真衣は真希の為に命を通して死に、そして真希は真衣の命を貰い生きていたからこそに、勝利を手にしたとも言えるでしょう。
常に己が最高の存在として自惚れていた直哉は、他者を見下していたがゆえに敗北したとも言えます。それが大きな死因とも言えるでしょう・・・
禪院直哉が復活する可能性は?
呪術廻戦を見る限りでは、これからの復活の可能性はもはや無いと思われます。
何故なら呪霊になった直哉は真希によって殺されてしまい、また釈魂刀によって斬り裂かれてもいます。
魂を消滅させる釈魂刀の力の前に消え去った事を考えれば・・・もう復活する可能性はないでしょう。
作中でも最も嫌われすぎてしまった直哉。
孤独な最後を迎え、魂すらも消えてしまった哀れな最期とも言えますね。
まとめ:禪院直哉の死亡は濃厚!!
本記事では、禪院直哉の死亡理由や復活の可能性について解説しました。
以下に、禪院直哉の生死についてもう一度まとめておきます。
名前 | 禪院直哉 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第17巻の第152話と第22巻の第198話 |
死亡理由は? | 覚醒した真希に敗北 |
復活の可能性は? | ない |