人間を駆逐して呪霊が君臨する世界創造を目論んだ特級呪霊の漏瑚(じょうご)は、呪術廻戦の作中でも屈指のやられ役として人気のあるキャラです。
頭部が火山で単眼の顔と、呪霊なのに愛嬌のある容姿をしており、歯はお歯黒とコミカルなキャラが際立ってもいます。
怒れば頭の火山が爆発してしまうと、感情が高ぶれば蒸気が吹き出す頭など、非常に愛着のあるキャラクター。プライドが高く、五条悟に散々と煽られてしまい、トラウマまで抱えさせられてしまった、何処か憎めない悪役。
花御に陀艮と真人と共に特級呪霊の世界を志し、真人の奔放な性格に振り回されてしまう苦労人。そんな彼の最後を紹介していきましょう。
【呪術廻戦】漏瑚(じょうご)の死亡シーン詳細!なぜ死んだのか?理由や復活の可能性も解説
名前 | 漏瑚 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第14巻116話 |
死亡理由は? | 宿儺の術式である「フーガ」 |
復活の可能性は? | ない |
漏瑚の生死について上記にまとめました。
それぞれ深堀していきます。
漏瑚は死亡している?
作中において漏瑚は命を落とす事となります・・・
しかし最も生き延びていたキャラとしては優秀な呪霊だったとも言えるでしょう。現に彼が対峙した相手は現代最強の特級呪術師の五条悟です。どう足掻いても勝つ事は出来ないでしょう。
そんな相手を前にして漏瑚は決して怯む事は無く、己の持つ矜持を貫こうとしていました。
嘘偽りのない負の感情から生まれた呪いこそ、真に純粋な本物の人間であり、偽物は消えて然るべきの信条を掲げ、呪霊達の楽園を築こうとしていた漏瑚。
彼の最後は・・・宿儺との戦いでした。
漏瑚の死亡は何巻何話?
呪術廻戦第14巻116話にて漏瑚は命を落とす事となります。
宿儺を仲間に引き入れる為に、自分に一撃を入れる事が出来れば仲間になると約束を取り付ける事に成功した漏瑚は、散った仲間の為にも宿儺を引き込もうとします。
しかし相手はあの宿儺。とても勝機なんてありませんが、漏瑚にとってはどうしても宿儺の力が必要だったのです。そして勝負は・・・宿儺が勝ってしまいます。
決して勝つ事の出来ない絶対的な勝者である宿儺に一方的に蹂躙されていく事になる漏瑚の戦いは、端から見れば自殺に等しい戦いでした。
宿儺はそんな漏瑚に対して敬意に近い戦い方をしてもくれたのです。漏瑚の得意とする火や炎の術式による対決。
二人の戦いは渋谷を半壊させるほどの激闘へとなっていくも、漏瑚は宿儺に対して一歩も引くことは無く、己の意思を貫こうと必死にもがき戦います。
でも奇跡は起こることは無く、漏瑚は宿儺の前に敗北してしまう事になりました。
しかし敗北する瞬間に、宿儺は漏瑚を認めてくれたのです。「誇れ、お前は強い」と告げ、漏瑚の戦いに健闘を称えた宿儺の言葉は何よりも賞賛でした・・・
漏瑚の死亡理由は?
宿儺の術式である「フーガ」によって漏瑚は死亡する事となりました・・・
漏瑚は炎熱や熔岩の操作を行う術式を得意とする火や炎の使い手でもありましたが、そんな彼が戦った相手は、事もあろうに、あの史上最強の呪術師である宿儺。
しかも取り憑いていた虎杖には、計15本の宿儺が組み込まれていた後であり、復活まで、あと五本だけとなる完全体にいかないとはいえ、その差は圧倒的でした。
ただの気まぐれなのかと、それとも底力を見たかったのか、宿儺に一撃を加える事が出来れば、仲間になってやろうとする宿儺の誘いは、漏瑚にとって最後の望みだったのです。
渋谷事変の戦いに散っていった仲間達の為にも、宿儺の力を求めていた漏瑚は、そんな絶望の中で戦いに挑む決意をしたのです。
当然に勝つ事などは不可能でしたが、迷いの無い漏瑚の意思は宿儺を認めさせる要因ともなったのです。
宿儺との戦いの最中に漏瑚は、空白の世界へと辿り着き、そこには既に散ってしまった筈の仲間である花御と陀艮がいました。
そして彼は自分達が負けた事を知り、決して何も変えられなかったと痛感する中で、花御達に向かって自分達が真の人間であると告げて健闘を称えたのです。
するとそこにいた宿儺は、下らんと言いのけてしまいますが、宿儺は漏瑚の戦いを認めており、健闘を称えた言葉を彼に与えたのです。
「誇れ、お前は強い」と、宿儺からの嘘偽りのない評価された言葉は漏瑚の生きてきた人生の結果を表していたのです。
例え目的を果たす事が出来なくとも、彼はあの宿儺と渡り合い、そして認められたのだと、それだけを受け止め涙を流します。称えられた漏瑚は涙を流し、燃えて散っていく末期の中で満足のいく最後を迎えていきます。
漏瑚が復活する可能性は?
出来れば復活して欲しい憎めないキャラでもありますが、漏瑚が再び生き返る事は無いでしょう。
作中屈指の強敵との戦いを強いられていく事となる漏瑚の最後は、満足のいく結末と言えます。最強の呪霊として名高い宿儺に称えられた彼の最後は満ちたりたモノです。
肉体を焼かれて完全に消滅してしまった事や、また満足して果てたことを見れば、彼の美学的に生き返る事は無いと思われます。
出来れば花御や陀艮と共に人間として生まれ変わることが出来れば、最も幸せな形かも知れませんが、それは解らない結末の一つなのでしょう・・・
決して弱くは無く、ただ敵対した相手があまりにも強すぎてしまった漏瑚は、特級呪霊であっても、何処か人間臭い存在でした。
誰よりも自分は人間だと認めて欲しかった呪霊・漏瑚は、誰よりも人間に憧れていた呪霊だったのかも知れませんね。出来れば来世に幸せを持って欲しいです。
まとめ:漏瑚の死亡は確定!!
本記事では、漏瑚の死亡理由や死亡シーンについて解説しました。
最後に本記事の内容を以下にまとめておきます。
名前 | 漏瑚 |
---|---|
生死 | 死亡 |
死亡は何巻何話? | 第14巻116話 |
死亡理由は? | 宿儺の術式である「フーガ」 |
復活の可能性は? | ない |