鹿紫雲一（かしもはじめ）は、呪術廻戦に登場したキャラの一人です。
コイルの様な髪型をした特徴的な印象を残す青年･･･
見た目は好青年な印象を漂わす雰囲気があるも、残虐非道と言わんばかりの攻撃を行い、殺人に対する忌避感を持ち合わせていない戦闘狂なのです。
今回はそんな彼、鹿紫雲についてまとめていこうと思います。
【呪術廻戦】鹿紫雲一とはいったい何者なのか？徹底解説
鹿紫雲は現代を生きる人間では無く、1000年前から甦った過去の最強の術師の一人。彼は現代の人間で無く、1000年前から受肉した呪術師です。
生前時は強者との死闘を好み、相手と戦う事が自分自身の生きがいとする生粋の戦闘狂として生き、強大な相手を真正面から叩き伏せることを好む武人でした。
彼の望みは宿儺と戦う事のみ。それ以外の望みはないとする生粋の戦闘狂･･･1000年前の宿儺と関わりが在り、また400年前にも受肉していた事が窺えるので、その因縁は深いものと推測されます。
一説では鹿紫雲は五条の一族ではないかとされており、五条悟と容姿が似ていることや400年前に御前試合が行われていた事などを鑑みれば、彼の関係者かもしれません。
また鹿紫雲の術式は茈に似ており、御前試合で五条家当主と禪院家当主が双方相打ちで死亡した事を考えれば、鹿紫雲はもしかして五条のご先祖様かもしれません。
ただし明言される確証はなく、あくまでも推測の域を出ていない考察です。
そして400年前に五条家当主に受肉していた事を踏まえれば、1000年前から宿儺との因縁がある五条家の血縁者かもしれません。
現に作中でも五条悟並の強さを誇り、呪力特性を活かし、呪力操作と体術を駆使して戦う豊富な戦闘力を持ち合わせています。
領域対策から対反転術式の知識と有効打も持ち合わせ、戦闘中においても冷静に立ち回る分析能力に長けている実力者･･･あながち読者の推測は間違っていないかも知れません。
【呪術廻戦】鹿紫雲一の死亡シーン詳細！なぜ死んだのか？理由や復活の可能性も解説
| 名前 | 鹿紫雲一 |
|---|---|
| 生死 | 死亡 |
| 死亡は何巻何話？ | 238話 |
| 死亡理由は？ | 宿儺に敗北 |
| 復活の可能性は？ | ない |
鹿紫雲一の生死について上記にまとめました。
それぞれ深堀していきます。
鹿紫雲一は死亡している？
鹿紫雲ですが、彼は死亡してしまいます。
最強の一人としても考えられる彼が何故に死んでしまったのか？それは宿儺との対決でした。
五条悟が宿儺によって倒され、鹿紫雲が宿儺と一対一で戦う事となります。
念願の宿儺との死闘を追い求めていた鹿紫雲にとってまたとない死闘の始まりは、彼に最後の戦いとなってしまうのです。
鹿紫雲一の死亡は何巻何話？
鹿紫雲は呪術廻戦第27巻の第238話にて死亡が確認されています。
第237話で五条に続いて宿儺と戦う事になる鹿紫雲は、受肉した宿儺と衝突。そして次の第238話にて鹿紫雲は命を落とす事となってしまいます。
たった2話で退場したのかと言われてしまう彼ですが、受肉した宿儺はそれだけに強敵だったということです。
現に宿儺が鹿紫雲に放った一撃は、世界を絶つ斬撃とも言われる五条をも屠った一撃であり、この攻撃の前に右腕の一部も失っています。
ここでよく言われているのが、慢心していたのではとの事です。
しかし鹿紫雲は術式「幻獣琥珀」を解放し、宿儺に対して何の油断もする事無く、始めから全力で宿儺に挑んでいたのです。
「幻獣琥珀」によって脳内の電気信号を活性させ敏捷性アジリティを向上させた彼は、音波や電磁波に稲妻などの技を駆使し、宿儺に特攻をかけていきました。
油断どころか、宿儺に対して全力を傾けた鹿紫雲の猛攻は凄まじい全力の応酬だったとも言えるでしょう。
ただそれが宿儺を本気にさせてしまった事にあります。受肉による肉体を変身させ、千年前の姿を取り戻した宿儺。これが鹿紫雲の命運を分ける事となります。
生前の姿へと変化した宿儺の前に勝利する手段はなかったのです。
鹿紫雲一の死亡理由は？
生前の姿に戻った宿儺。腕がもはや常人のそれとは比べものにならない倍以上はあるだろう異形の肉体の前で、鹿紫雲の全力は無意味な攻撃に等しいモノでした。
異形となった身体を活かした猛攻は、鹿紫雲の身体を破砕してしまいます。攻撃を仕掛けていく宿儺の肉弾戦は、その生やした四本の豪腕による手数の多さによる攻撃でした。
鹿紫雲を圧倒する豪腕四本の繰り出す攻撃の前に為す術はなく、鹿紫雲は反撃を図ろうとするも、宿儺が放つ解を避けきる事が出来ずに、右腕の失ってしまいます。
それが鹿紫雲の運命を大きく決定づけてしまいました。
最終的な鹿紫雲の死は宿儺から放たれた大量の斬撃による死亡でした。
宿儺は鹿紫雲の背後に周り、猛攻を仕掛けていきます。そして宿儺に地面に叩きつけられてしまう鹿紫雲は、投げ飛ばされた際に宿儺に反撃を目論みます。
しかし既に鹿紫雲の前には格子状の大量の斬撃が放たれていたのです。避ける事の出来ない無数の斬撃を受けてしまう鹿紫雲は、最後を迎えてしまうのです。
その後、鹿紫雲は死亡したとされますが、その明確なシーンは存在していません。
宿儺と対話をしている様子が描かれているだけですが、鹿紫雲が死亡したことは間違いないでしょう。
鹿紫雲一が復活する可能性は？
最後は無残とも言える死を迎えた鹿紫雲ですが、これは彼自身が望んでいた死の一つで在り、全力で戦い果てる事を望み散った理想の彼の最後とも言えるでしょう。
鹿紫雲と宿儺は最後の会話を精神世界で交わしていました。
宿儺は言います。これまでに多くの者達が全身全霊で鹿紫雲に挑んできた事。
鹿紫雲はその者達を屠って来た事こそ、挑戦者達へ全力に真正面から応えた、鹿紫雲の行為こそ慈愛に他ならないではないかと。
この二人の会話には最強の存在であるがゆえに、挑まれて心を通わす相手がいても、死によって別れてしまう孤独が描かれていました。
自分と同じように対峙した相手を屠ってきた宿儺の想いと、鹿紫雲の想いが交錯する中で、死闘を経て理解し合う二人は、歪な関係だったとも言えるでしょう。
互いに解り会える境遇にいながらも、死闘を演じた二人は、ある意味で似ていたのかも知れません。そしてそのまま消滅していく鹿紫雲を見詰めていた宿儺の胸中を鑑みれば、鹿紫雲の復活は有り得ないと考えられます。
戦いを求めて、全力で果てた鹿紫雲は宿儺によって葬られてしまうも、その死を素直に受け入れ満足していました。今後に生きている可能性なども考慮すれば、生存している可能性は低いと考えられます。
己の意思で危険な戦いに身を投じていた鹿紫雲一･･･戦闘狂として本懐を遂げた人物とも言えるでしょう。
まとめ
本記事では、鹿紫雲一の生死について解説しました。
結論、鹿紫雲一は死亡しています。今回解説した内容を以下にまとめるので、最後にどうぞご確認ください。
| 名前 | 鹿紫雲一 |
|---|---|
| 生死 | 死亡 |
| 死亡は何巻何話？ | 238話 |
| 死亡理由は？ | 宿儺に敗北 |
| 復活の可能性は？ | ない |
