「キングダム」屯留編!感想と考察総集編【ネタバレ注意】

「キングダム」屯留編!感想と考察総集編【ネタバレ注意】

屯留編は合従軍戦が終わってから2年後のこと。巻数で言うと34巻~35巻とかなり短いです。

そのせいか、どんな話だったかな?さらっと読んじゃったから、どんな話だったか忘れた!といった方が多いです。

そこで本記事では、屯留で起きた反乱「屯留編」についてあらすじや感想をまとめます。

どんな話か思い出したい方や、感想を共有したい方は必見です。

目次

「キングダム」屯留編の展開!感想と考察総集編【ネタバレ注意】

屯留編!感想と考察見出し

  • 成蟜軍出陣!
  • 飛信隊、壁軍出陣!
  • 成蟜救出劇

成蟜軍出陣!

趙軍の屯留への侵攻の不自然さを感じながらも、早急に向かうことが出来る将軍がおらず困っていると、呂不韋が「大王が出陣してはどうか。」と提案。

呂不韋が大王不在の間に何か企んでいると察した成蟜は自分が行くと立候補し、代理として成蟜が出陣することになります。

成蟜の出陣は、この時にちょうど、第一夫人である瑠衣が屯留に帰郷中だったこともあり、自らの手で瑠衣を守るためでもあったと考えられますね。

そして屯留の城前で昧広将軍率いる趙軍と相対し、成蟜軍vs昧広軍の乱戦になりましたが、成蟜軍が優勢になると昧広軍はあっさりと全軍退却。

たった半日で成蟜軍の勝利となり、屯留は歓喜の渦に包まれました。

これも後々考えると、屯留の人々が成蟜を信頼するように仕組まれていたことだったのだと分かりますね。

飛信隊、壁軍出陣!

趙軍の討伐のために出陣した成蟜ですが、あろうことか屯留で自らが首謀者として反乱を起こしたという知らせが咸陽に届きます。

政は成蟜がこんなに前ぶれもなく反乱を起こすわけがないと違和感を覚え、謀略にはめられているのではないかと考え、壁軍と飛信隊に協力を依頼。

壁軍を反乱の討伐軍として、飛信隊は成蟜の救出実行部隊として、屯留へ向けて出陣しました。

壁軍は盟平野で反乱軍と成蟜軍に敗れたはずの昧広軍と相対し、一時はピンチに陥りますが、飛信隊の到着と壁軍の正攻法の戦いによって、日をまたがずに勝利しました。

この盟平野の戦いでは羌瘣考案の新技も登場していましたね。

羌瘣が飛信隊に戻ってきて、なんだか飛信隊全体が活性化したような感じがしました。

そして攻城戦に突入です。これも圧倒的な軍力によって城内侵入に成功します。

飛信隊の勢いや圧倒的な感じがやはり良いですよね。

成蟜救出劇

城内に侵入した飛信隊は、捕虜たちに成蟜の居場所を聞くが、誰も成蟜の姿を見ていないことから、成蟜が謀略にはめられていることを確信。

その頃成蟜は地下牢を脱出したあと、瑠衣を救出し共に逃亡。

しかし成蟜は深手を負っており、瑠衣に先に行って助けを呼んでくるよう指示。

瑠衣は必死に走り、外に出たところで飛信隊と遭遇し、飛信隊は急いで向かったが、既に成蟜の身体は冷たくなっており、瑠衣と信への言葉を残して命を落とします。

「キングダム」屯留編の見所と考察

ここからは、屯留編の見所と考察について。以下3項目が本作の見所であり、それぞれ考察を踏まえて感想をまとめていきます。

  • 反乱の黒幕
  • 成蟜と瑠衣の絆、愛
  • 嬴政と成蟜の関係性

反乱の黒幕

この反乱の黒幕は呂不韋です。やっぱりそうかという感じですよね。

呂不韋は反乱の1年ほど前から屯留の城主代行を務めている蒲鶮と関わりがあり、この反乱が終わったら屯留を与えるとして、反乱を起こさせました。

呂不韋の狙いは、大王陣営の弱体化と、成蟜を反乱の首謀者にすることによって、秦国の人々の王族への不信感を煽ろうとしたと考えられます。

玉座につくためには何でも利用する執念は本当に恐ろしいですね。

成蟜と瑠衣の絆、愛

成蟜がかつて起こした反乱の後、ほとんどが成蟜の下から去ったが、ずっとそばにいた瑠衣。

最終的に兵を連れた蒲鶮と相対し、成蟜は命を落としてしまいます。

成蟜のために必死に走る瑠衣の思いや、最後に成蟜が瑠衣に言った「初めて会った時からずっとお前に惚れている。」という言葉など、終盤はグッとくる場面が多く、涙なくして見れません。

嬴政と成蟜の関係性

成蟜は最後に瑠衣に対して、「残った俺の一派は瑠衣がまとめ、政のもとへ一本化しろ。」と言っていましたね。

やっと味方として兄弟で力を合わせてやっていこうという時にこれに巻き込まれてしまったのはやはり悔しいですね。

政も成蟜もお互いもっと話したかった、話すことが沢山あったと描かれていて、複雑な難しい関係性でありながらも兄弟であり、お互い思うことが沢山あったのだなと感じた場面でした。

「キングダム」屯留編まとめ

最後に、屯留編についてざっくりまとめると、

王弟・成蟜が玉座奪還のために起こしたと思われていたこの反乱は、実際は全て秦国の玉座を狙う呂不韋の謀略によって起きたことであり、それによって、最終的に成蟜は命を落としてしまうという流れでした。

長いキングダムのストーリーの中ではたった1つの出来事ですが、成蟜の変化や、飛信隊の進化、愛や絆といった人間の温かみを感じられる良いエピソードだったと思います。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

以上、屯留編のあらすじ・感想まとめでした。

全話考察はこちら!!

>>「キングダム」全話最新ネタバレ感想まとめ【時系列ごとで全戦いを考察】

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この記事を書いた人

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