本記事は、2024年10月7日発売の週刊少年ジャンプ45号に掲載されたワンピース1128話の感想考察記事となっています(まだ読んでいない方はネタバレになるので、まずはジャンプを読んでからお越しください)
こちらのワンピース1128話のチョイ見せネタバレ感想考察【ルフィ達はエルバフに着いていない】でまとめたチョイ見せでは、ルフィ達はエルバフに着いていないようでしたが、この考察は当たっていたのか?
ワンピース1128話の感想と考察を読みたい方は、本記事を最後までご覧ください。尚、前話の内容を振り返っておきたい方は、こちらのワンピース1127話のネタバレ感想考察【ルフィ達は幻覚によってエルバフで暴れている】をどうぞ。
ワンピース1128話の振り返り【ネタバレ注意】
表紙&巻頭カラーで掲載されたワンピース1128話。簡単に内容をおさらいすると、以下のような流れでストーリーは進行していきました。
- ルフィ達はビッグステイン城の外へ出る
- ルフィ達が着いた場所はエルバフではない
- ビッグステイン城の城主はイスカット!
- ルフィ達が着いた場所はエルバフだった!
- 「麦わらの一味」VS「太陽神」
レビューするとともに簡単に振り返っていきますので、どうぞ最後までご覧ください。詳しい考察は、この後にしっかりとまとめさせていただきます。
ルフィ達はビッグステイン城の外へ出る
1128話のチョイ見せでも描かれていた通り、ルフィ達はビッグステイン城の外へ出ることができました。1127話ラスト付近での巨大猫との戦いで、城が崩壊したので出ることができたのでしょう。
ルフィ達が着いた場所はエルバフではない?
外に出ることができたルフィ達ですが、ここでウソップは「おれたちのサイズの服がエルバフにあるわけがない」という理由で、ここはエルバフではないと言うのでした。
確かに、そう言われてみれば人間サイズの服があるのはおかしいですよね。1127話で世界樹(ユグドラシル)に火が燃え移りそうになっていましたが、ルフィ達のいる場所で騒動は起きていないですし・・・
あたりには巨人もいないので、やはりウソップの見立て通りルフィ達はエルバフに到着していないのでしょうか?謎が深まるばかりですが、そんなときある人物がルフィ達の目の前に・・・
ビッグステイン城の城主はイスカット!
巨大なバッタに乗った小太りのおっさん?がルフィ達の目の前に現れました。彼は「ビッグステイン城」の城主「イスカット」に仕えていると言い、ここは太陽神様のものと発言します。
イスカット=太陽神様ということでしょうか?太陽神様はエルバフの神なので、であればルフィ達はエルバフのどこかに到着している?さらに謎が深まってきましたが、小太りのおっさんは、以下の通り話を続けます。
- 城の反対側へは進んではいけない
- そこには太陽神様の神殿がある
- 神殿には凶暴な兵がいる
- 神殿に近づいて生きて帰った者はいない
この話を聞いたルフィは、一目散に城の反対側へ・・・ゾロも何やら嬉しそうに「凶暴な兵か・・・」と発言。それに対してサンジは、「お前までそうだからルフィもそうなる」と言うのでした。
ルフィ達が着いた場所はエルバフだった!
行ってはいけないと言われた城の反対側へ走り出すルフィでしたが、突然なにかにぶつかりました。どうやらぶつかったのは鏡で、ルフィは鏡張りの世界にいたようです。
そしてぶつかった衝撃で鏡が割れ、その先の世界を見たのですが・・・そこには巨人たちが。どうやらルフィ達はエルバフに到着しており、人間サイズの「檻」に入れられていたようです。
ルフィ達はアブサンによって泥酔。そのままエルバフへ漂流。そこで太陽神様に拾われ、何かの実験のために檻の中に入れられていたのでしょうか?
まだまだ分からないことだらけですが、ここでチョッパーと合流。これで無事、サニー号に乗っていた「ルフィ、ゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ」のアラバスタ以前の仲間全員が集合です。
「麦わらの一味」VS「太陽神」
無事に仲間全員が集合した麦わらの一味。しかし、安堵する暇もなく、また巨大生物に襲われるのでした。今度は巨大な蛇で、どこか空島にいた「ウワバミ」に似ています。(恐らく関係ないでしょうが)
そして、そんな巨大蛇を相手に大暴れするルフィ達のもとに、遂に太陽神様が「よくも拙者の国を~」と駆け付けるのでした。ルフィ達が言うには、太陽神様は見るからに怪しい巨人とのこと。
そんな太陽神様から、ひとまず逃げようとするルフィ達。1127話で倒した巨大猫の背に乗って走り出すのでした。それをみた太陽神様はお怒りのようで、「逃がさぬぞ」と一言・・・これにて1128話は終了です。
ワンピース1128話のネタバレ感想考察
エルバフの冒険が本格的に始まったワンピース1128話。今回も見所たっぷりでしたね。
そんなワンピース1128話の感想と考察を、以下の順でまとめましたのでどうぞご覧ください。
- ワンピースの「お笑い」は相変わらず好きという話
- 1128話サブタイトル「RPG」について
- 太陽神様は「オーズ」のような希少種?
ワンピースの「お笑い」は相変わらず好きという話
これまで、ワンピースではどこかシリアスな展開が続いており、お笑いとは程遠いエピソードが多かったです。とくに、クマの過去が描かれたエッグヘッド編では、「お笑い」なんてほぼなかったですよね。
しかし、1128話ではみんなが笑えるシーンがけっこう多かったです。特に今回はサンジが面白かったですよね。
「男がいるということは、ここは夢ではない」「センサーの反応しないからロビンちゃんはいない」と言う発言は、誰もが笑ったのではないでしょうか。
そんな感じで久しぶりにワンピースで笑えたのですが、次週もこの調子で笑かしてほしいですね。
1128話サブタイトル「RPG」について
第1128話のサブタイトルは「RPG」。これはルフィたちの北欧神話風の衣装や玩具の王国内の雰囲気を反映しているようで、ビッグステイン城では仲間が次々と集まるRPGのような展開でした。
太陽神は、ルフィたちのこれまでの冒険をRPGのように再現させようとしている可能性もあるのですが、個人的にはRPGと太陽神は関係がなく、尾田先生が「文字通り遊んでいる」と考えています。
ワンピース最終章で、尾田先生的に思い入れが強い?アラバスタ以前までのメンバーで遊びたかったんじゃないでしょうか。
太陽神様は「オーズ」のような希少種?
ルフィたちが壁を破って脱出しようとすると、太陽神様が現れて追いかけてきましたが、その姿は鹿の頭蓋骨を被ったような巨人で、かなり巨大な巨人であることがわかりました。
かなり巨大なことから、古代巨人族やエルバフで絶滅したと思われる希少な種族の可能性も考えられますし、「国引きオーズ」や「リトルオーズジュニア」の子孫にあたる巨人の可能性もあります。
個人的には、太陽神様は鹿の頭蓋骨を被った悪魔のようにも見えるので、魔人の異名を持つオーズの子孫なんじゃないかなと考えています。
ちなみに、太陽神様はもっと勿体付けての登場と思っていたのですが、1127話で名前が登場して1128話でその姿が登場したので、敵ではないような気がします。
今は追いかけられている状況ですが、ラスボスのような存在ではないので、ひとしきり揉めたら、すぐにルフィ達と仲良くなれるような気がしています。
「よくも拙者の国を~」と声を荒げる元気な神のようなので、けっこうおもしろそうな人物ですし、ルフィ達と気が合いそう。