本記事は、キングダム807話の展開考察記事です。史実をもとにしている内容なので、ほとんどがその通りに描かれると予想しています。
なので、ネタバレがイヤな方はここでページを閉じるようお願いいたします。807話がどのような内容になるのか気になる方は、このまま本記事をご覧ください。
「キングダム」807話はいつ？ヤングジャンプ掲載日が確定
806話は8/8（木）発売の週刊ヤングジャンプ36・37号に掲載であり、次週の8/15（木）はお盆休みのため休載ではなくヤングジャンプの発売はなし。
よって、キングダム807話は、8/22（木）発売の週刊ヤングジャンプ38号に掲載されることが確定しました。
「キングダム」最新807話までの展開をネタバレ
806話での出来事
- 「飛信隊6万」という爽快な眺めにテンションが上がる「信」。
- 「羌瘣」の策が明らかに。内容は、「兵を失いたくなければ戦わなければいい」という突飛な内容。隆国などに笑われるも、「騰」も同じようなことを考えていたとのこと。「羌瘣」の知略は、すでに「騰」と同等か。
- 「韓」の状況が描かれる。守るべきものは絶対に守るが、抜かれてもいいところは見捨てるという覚悟がある。弱小国ならではの潔さがあり、今でも滅亡していない理由が描かれた
- 秦六大将軍「騰」が10万を率いて韓へ侵攻開始。さらにその後ろからは、未知なる10万の軍が韓へ侵攻している。韓はいよいよ「選択の時」が訪れた。滅亡か降伏か・・・もしくは勝利か。
8月8日更新の806話について展開を上記にまとめました。詳しくは、以下の項よりご覧ください。
①爽快な眺めにテンションが上がる「信」
806話は、「信」が率いる6万の軍勢が行軍しているシーンからスタート。さすがに6万ともなると、眺めは爽快。信のテンションも上がっているようです。対して尾平は、今回で三百将になったらしくいつも通り吐きそうな様子。
そんなこんなで行軍しているのですが、今回の進軍はかなり遅い様子。昌平君の策によって急増した戦力が悪い意味で足を引っ張っているようです。
また、「騰」が率いる10万もおらず、事情をしらない「渕」さんは困惑している様子。どうやら、現時点で「信、羌瘣、河了貂」の三名しか作戦を知らないようです。
その作戦とは、遡ること「騰」との韓侵攻に対する会議へ。「羌瘣」より策があると進言したシーンに移るのでした。
ちなみに「羌瘣」が「策がある」と言った瞬間、「隆国」は韓を討つだけなら策は自分にもある。しかし、今回はその次の「趙」攻略に向けて被害を最小限に抑える必要がある。と、キレるように「羌瘣」へ凄みましたが・・・
「羌瘣」はいたって冷静。兵を失いたくないなら戦わなければいいと言うのでした。
これには「隆国」はキレるのではなく、あまりにも下らなさ過ぎて笑ってしまうのですが・・・総大将「騰」も同じことを考えていると言うのです。
②「韓」の策！捨てるものは捨てるという潔さ
そこからシーンは変わり、韓王都「新鄭」へ。そこには飛信隊6万が南陽に進行中で、それに対して「博王谷」は南陽城の門を固く閉じて、飛信隊を待ち受けている状況でした。
ちなみに「博王谷」は7万の軍で迎え撃つので、守城戦では有利な状況です。ただし、それは南陽城に限った話。「洛亜完」は、他の城は場合によっては捨てる。そして兵を温存して、守るべきところに配置すると言うのでした。
城や土地は取り戻せても、人は取り戻せない。捨てるものは捨てる。守るべきものは守る。弱小国と言われる「韓」がこれまで生き延びてこれた理由はこれにあると思われます。
③秦六大将軍「騰」が10万を率いて参上！！
「韓」が「博王谷」7万の軍で飛信隊6万を迎え撃とうと考えたその時、韓王都に急報が。なんと、飛信隊の後ろから総大将「騰」が10万の兵を率いて侵攻してきたのです。
つまり、「飛信隊」6万と「騰」10万で、合計16万で南陽城へ攻めてきたのです。ここで「韓」はどう対処するのか。練兵不足によって秦の行軍は遅いですが、決断は早くしなければいけない状況です。
援軍を送るにしても、16万の秦軍を止めるには、韓も10万以上の援軍が必要になる。必勝であれば、もっと必要なのです。
④「韓」の選択肢は3つ！しかし、思いもよらぬ事態に
最悪の事態となった韓。しかし、選択肢はシンプルに3つしかない状況です。
1つ目は、韓王都「新鄭」の本軍を「洛亜完」が率いて「博王谷」と合流。南陽で「韓の存亡」を懸けた決戦をするという策。そこで敗れれば、王都は数日で陥落してしまいますが・・・
2つ目は、南陽の戦いを静観するという策。「博王谷」と南陽城を失うことにはなるが、16万の秦軍を削ることができます。
そして3つ目は・・・南陽の軍を韓王都「新鄭」まで下がらせるという策。かつて合従軍を起こされた際に、秦が函谷関まで軍を下げた策と同じです。
しかし、「洛亜完」は南陽は見捨てない。韓王都「新鄭」から5万と、その他の城から5千ずつ兵を出し、総勢17万で迎え撃つという選択肢を提案しますが・・・他のものと意見が対立してしまい、なかなか策が決まらない状況。
そのとき更なる悲劇が・・・「騰」10万の後ろから、さらに10万の軍が侵攻してきたのです。
つまり、秦軍は総勢26万人ということ。いよいよ「韓」は滅亡の危機。気になるところで806話は終了です。
806話を読んだ感想は、こちらの「キングダム」806話ネタバレ感想と考察！【秦は総勢26万で韓を侵攻する】をどうぞご覧ください。
「キングダム」最新ネタバレ807話の確定速報【無血開城！韓は秦へ南陽城を渡す】
ここからは、史実をもとにした展開です。ほぼ確定となりますのでネタバレにはご注意を。807話は、恐らく以下のような流れで描かれると考えます。
- 秦26万の軍を見た韓の反応が描かれる
- 韓は秦へ南陽城を渡す（史実で確定している）
- 秦26万の大軍をどうやって起こしたのか描かれる
①秦26万の軍を見た韓の反応が描かれる
806話では、秦が総勢26万の軍で韓へ侵攻していることがわかったところで幕を閉じました。内訳は、「飛信隊6万」、「騰10万」と「羌瘣？10万」でした。※最後の10万は羌瘣が率いているのかは現時点で不明
さすがに誰も予想しなかった大軍での韓侵攻。これは「趙」の李牧、さらには「魏」の「呉鳳明」の予想も超えてくると思います。援軍を送っても、「趙」も「魏」も大打撃を受けると・・・
よって、韓は「選択」を迫られることになるのですが、10万の軍が新たに出てくるまでは、806話時点で考えられていた選択は以下の3つでした。
- 韓王都「新鄭」の本軍を「洛亜完」が率いて「博王谷」と合流。南陽で「韓の存亡」を懸けた決戦とする
- 南陽の戦いは静観する。「博王谷」と南陽城を失うが、秦軍を削ることができる
- 南陽の軍を韓王都「新鄭」まで下がらせる。但し、南陽一帯を失うことになり、そこに住む民も失うことになる。場合によって虐殺、奴隷にされる
しかし、新たに10万の軍が増え、合計で26万の軍に侵攻されたともなれば、南陽で戦うのは不可能な気もするが・・・
②韓は秦へ南陽城を渡す（史実で確定している）
807話では、秦軍26万を確認した韓王都が、南陽城を無血開城することを決定すると考えられます。これは史実でも明らかになっているので、確定でしょう。
しかし、そうなれば南陽一帯に住んでいる民が心配になるのですが、それでも韓は弱小国が生き残れた「切り捨てる」という選択を強行するのです。
③秦26万の大軍をどうやって起こしたのか描かれる
無血で南陽一帯を手に入れた飛信隊。「羌瘣」の策のおかげでしょうが、どうやって10万もの大軍を新たに起こすことができたのか。807話ラスト付近で、「羌瘣」の策が明らかになると考えます。
10万の増員として考えられるのは、以下の2つです。
- 楚の防衛や予備隊に回す兵を全て韓侵攻に向かわせた
- 兵士ではなく、老人や子供に武装させて侵攻させた（戦闘には参加させない）
1つ目に関しては、そのままの意味です。しかし、10万もの兵を戸籍づくりでさらに増やすのは不可能な気もします。よって、私は2つ目の「兵士ではなく、老人や子供に武装させて侵攻させた」と考えます。
であれば、806話で名のある将や、知っている顔が描かれていないのに納得できます。描かれたかとしては、かなり遠くからなので、誰がいるかもわかりません。
であれば、さすがに今回の「羌瘣」の策には秦王と昌平君の力が大きかったでしょう。戦闘に参加させないとはいえ、老人や子供を敵地に送るには武将だけの力では無理でしょうから。それなりに報奨金も出す必要がありそうですしね。
よって、807話ラスト付近では、10万の大軍にどんな人物が入っているのか、どのような話し合いが昌平君たちとあったのかが回想として流れて幕を閉じると考えています。
「キングダム」807話ネタバレ確定速報まとめ
本記事は、キングダム807話で描かれるであろう展開についてまとめました。
807話は8/22（木）のヤングジャンプに掲載されることが確定しているので、読み次第、感想と考察をまとめていきますので、また本記事へお越しくださいね。
