「キングダム」806話ネタバレ感想と考察!【秦は総勢26万で韓を侵攻する】

「キングダム」最新806話ネタバレ感想と考察!【秦は総勢26万で韓を侵攻する】

キングダム805話では、李信将軍が韓へ6万の軍勢で侵攻したシーンで終了しました。おさらいしたい方は、こちらの「キングダム」805話のネタバレ感想と考察【韓侵攻開始!】をどうぞご覧ください。

本記事は、続きの806話の考察と感想です。史実の内容をもとに考察していくので、ネタバレにはご注意ください。ネタバレが嫌な方は、ここでページを閉じるようお願いいたします。

目次

「キングダム」806話はいつ?確定掲載日を公開

キングダム806話ですが、8/8(木)発売の週刊ヤングジャンプ36・37号で掲載されることが確定しています。

その次の週はお盆休みに入ってしまうので、807話はお盆明けの8/22(木)に掲載となるでしょう。

前回(キングダム805話)の振り返り

キングダム806話の展開考察の前に、まずは前回のおさらいから。簡単に以下にまとめたので、前話を振り返りたかたはどうぞご覧ください。

805話の振り返り

  • 「王墳」VS「魏」が開戦!圧倒的スピードで「王墳」は洛紫城を落とす。それに対して、「魏」は一旦は静観。「韓」侵攻の様子を伺うとのこと。
  • 「蒙恬」VS「趙」の開戦はまだ!李牧の指示で、「魏」と同様で「韓」侵攻の様子を伺うとのこと。但し、「韓」が滅びるようなことになる前に、大軍を起こす予定。
  • 「飛信隊」6万が「韓」へ侵攻中。まずは「南陽」という西の要地を狙っている。また「秦軍」は10万で侵攻したはずだが、到着したのは4万・・・「羌瘣」の策が発動している可能性あり

さらに詳しくおさらいしたい方は、こちらの「キングダム」ネタバレ805話の確定速報と考察【韓侵攻開始!】をどうぞご覧ください。

おさらいできた方は、このまま次の項の806話展開考察をどうぞご覧ください。

「キングダム」806話の振り返り【ネタバレ注意】

それでは806話の展開を改めて振り返っていくのですが、以下の順で解説していきます。

  • 爽快な眺めにテンションが上がる「信」
  • 「韓」の策!捨てるものは捨てるという潔さ
  • 秦六大将軍「騰」が10万を率いて参上!!
  • 「韓」の選択肢は3つ!しかし、思いもよらぬ事態に

①爽快な眺めにテンションが上がる「信」

806話は、「信」が率いる6万の軍勢が行軍しているシーンからスタート。さすがに6万ともなると、眺めは爽快。信のテンションも上がっているようです。対して尾平は、今回で三百将になったらしくいつも通り吐きそうな様子。

そんなこんなで行軍しているのですが、今回の進軍はかなり遅い様子。昌平君の策によって急増した戦力が悪い意味で足を引っ張っているようです。

また、「騰」が率いる10万もおらず、事情をしらない「渕」さんは困惑している様子。どうやら、現時点で「信、羌瘣、河了貂」の三名しか作戦を知らないようです。

その作戦とは、遡ること「騰」との韓侵攻に対する会議へ。「羌瘣」より策があると進言したシーンに移るのでした。

ちなみに「羌瘣」が「策がある」と言った瞬間、「隆国」は韓を討つだけなら策は自分にもある。しかし、今回はその次の「趙」攻略に向けて被害を最小限に抑える必要がある。と、キレるように「羌瘣」へ凄みましたが・・・

「羌瘣」はいたって冷静。兵を失いたくないなら戦わなければいいと言うのでした。

「羌瘣」の策
「キングダム」806話より引用

これには「隆国」はキレるのではなく、あまりにも下らなさ過ぎて笑ってしまうのですが・・・総大将「騰」も同じことを考えていると言うのです。

②「韓」の策!捨てるものは捨てるという潔さ

そこからシーンは変わり、韓王都「新鄭」へ。そこには飛信隊6万が南陽に進行中で、それに対して「博王谷」は南陽城の門を固く閉じて、飛信隊を待ち受けている状況でした。

ちなみに「博王谷」は7万の軍で迎え撃つので、守城戦では有利な状況です。ただし、それは南陽城に限った話。「洛亜完」は、他の城は場合によっては捨てる。そして兵を温存して、守るべきところに配置すると言うのでした。

城や土地は取り戻せても、人は取り戻せない。捨てるものは捨てる。守るべきものは守る。弱小国と言われる「韓」がこれまで生き延びてこれた理由はこれにあると思われます。

③秦六大将軍「騰」が10万を率いて参上!!

「韓」が「博王谷」7万の軍で飛信隊6万を迎え撃とうと考えたその時、韓王都に急報が。なんと、飛信隊の後ろから総大将「騰」が10万の兵を率いて侵攻してきたのです。

秦六大将軍「騰」が10万を率いて参上
「キングダム」806話より引用

つまり、「飛信隊」6万と「騰」10万で、合計16万で南陽城へ攻めてきたのです。ここで「韓」はどう対処するのか。練兵不足によって秦の行軍は遅いですが、決断は早くしなければいけない状況です。

援軍を送るにしても、16万の秦軍を止めるには、韓も10万以上の援軍が必要になる。必勝であれば、もっと必要なのです。

④「韓」の選択肢は3つ!しかし、思いもよらぬ事態に

最悪の事態となった韓。しかし、選択肢はシンプルに3つしかない状況です。

1つ目は、韓王都「新鄭」の本軍を「洛亜完」が率いて「博王谷」と合流。南陽で「韓の存亡」を懸けた決戦をするという策。そこで敗れれば、王都は数日で陥落してしまいますが・・・

2つ目は、南陽の戦いを静観するという策。「博王谷」と南陽城を失うことにはなるが、16万の秦軍を削ることができます。

そして3つ目は・・・南陽の軍を韓王都「新鄭」まで下がらせるという策。かつて合従軍を起こされた際に、秦が函谷関まで軍を下げた策と同じです。

しかし、「洛亜完」は南陽は見捨てない。韓王都「新鄭」から5万と、その他の城から5千ずつ兵を出し、総勢17万で迎え撃つという選択肢を提案しますが・・・他のものと意見が対立してしまい、なかなか策が決まらない状況。

そのとき更なる悲劇が・・・「騰」10万の後ろから、さらに10万の軍が侵攻してきたのです。

10万の軍
「キングダム」806話より引用

つまり、秦軍は総勢26万人ということ。いよいよ「韓」は滅亡の危機。気になるところで806話は終了です。

「キングダム」最新806話のネタバレ感想と考察

ここからは、806話を読んだ感想と考察です。以下の順でまとめていきます。

  • 「羌瘣の策」は圧倒的戦力による降伏狙いか
  • 26万の軍勢はどこから現れたのか?
  • 最後の10万は誰が率いているのか
  • 「韓」には死んでほしくない人が多い

①「羌瘣の策」は圧倒的戦力による降伏狙いか

806話では、何か「羌瘣の策」が発動していることはわかったのですが、全容は不明な状態。わかっている情報は、「兵を失いたくないなら戦わなければいい」と「韓侵攻」に充てられた兵は総勢26万でした。

ここから「羌瘣の策」を読み解いていくと、恐らく「羌瘣」は圧倒的戦力による降伏を狙っているものと思われます。「韓」は中華弱小国。26万もの軍に攻められた経験はなく、またこれだけの軍に攻められれば確実に落とされます。

よって、「韓」は弱小ながらに生き延びてきた頭のいい国であることから、負け戦には挑まない。素直に降伏すると「羌瘣」は考えているものと思われます。

②26万の軍勢はどこから現れたのか?

開戦当初、「韓侵攻」にはせいぜい14~16万規模の予定でしたが、蓋を開けてみれば26万という倍近い兵力で韓を侵攻しました。これだけの兵力は、いったいどこから来たのか。

恐らく、昌平君の策によって捻出された30万近い新戦力は、「楚」などの防衛線には送られずに、すべて韓侵攻に充てられたものと思われます。でなければ、いきなり26万もの大軍を用意できませんから。

③最後の10万は誰が率いているのか

飛信隊6万で侵攻したあと、騰10万で侵攻しました。そしてその後に、さらに10万で侵攻中なのですが、最後の10万は誰が率いているのか。これは恐らく、「羌瘣」で間違いないでしょう。

となると、「信」が一番少ない6万となるので、これには信が文句を言いそうですが・・・しかし、「李信」という名はすでに中華全土に知れ渡っているので、先方を任せるにはうってつけ。

そのあとに騰10万が侵攻してくると、「韓」は動揺すること間違いなし。そして最後に、さらに10万も敵が増えるとなると、もはや冷静な判断はできない。すぐに降伏の決断を取ると「羌瘣」は考えているかと思います。

④「韓」には死んでほしくない人が多い

806話ラストシーンで、秦が26万で進行してきたことに対する「寧」や「洛亜完」の焦る様子が描かれ幕を閉じました。このシーンを見て、正直に言うと胸が痛くなりました。

一人の読者として私は「韓」になんの恨みもありません。逆に変に顔見知りなせいで、死んでほしくないとまで考えています。

ただ、戦闘となれば、第一将である「洛亜完」は間違いなく死亡することになります・・・そうならないように、「羌瘣」の思惑通り降伏してほしいのですが・・・

「キングダム」806話ネタバレ感想考察まとめ

本記事では、「キングダム」806話の感想と考察をまとめました。韓の次の一手が気になるところですね。

続きの807話は、こちらの「キングダム」ネタバレ807話の確定速報【無血開城!韓は秦へ南陽城を渡す】をどうぞご覧ください。

全話考察はこちら

>>「キングダム」全話最新ネタバレ感想まとめ【時系列ごとで全戦いを考察】

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この記事を書いた人

マンガの購入に繋がるよう「魅力」を伝え、マンガ業界を盛り上げたい。そんな思いで作った「マンガ大好きドットコム」では、ワンピースやキングダムなどの私が好きなマンガの感想と考察記事を投稿中。最新話の情報も含まれますので、ネタバレにはご注意ください!

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