「ワンピース」1121話ネタバレ感想と考察【黒い影は誰?神の騎士団か】

「ワンピース」1121話ネタバレ感想考察と深堀り【黒い影の正体とは】

アトラスの奮闘により難を逃れたサニー号。しかし、サターン聖が襲来。ベガパンクの一言も気になる・・・そんな形で幕を下ろした1120話。

そして本記事は、その続きのお話。2024年7月22日発売「週刊少年ジャンプ34号」ワンピース1121話の展開考察を読んだ感想をまとめています。ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

「ワンピース」1121話を読む前に【情報の整理】

「ワンピース」1121話のネタバレ感想考察と深堀りをする前に、まずは情報を整理しておきます。

「ワンピース」1121話はいつ発売?

2024年7月22日発売「週刊少年ジャンプ34号」にて「ワンピース」1121話は掲載されます。

サブタイトルは「時代のうねり」です。

前回(1120話)のおさらい

1120話の振り返り

  • 「オハラ」のクローバー博士の名は「クラウ・D・クローバー」であり、Dの一族だった
  • アトラスの活躍によりサニー号はナス寿郎聖から脱出。しかし、アトラスは犠牲に・・・
  • 鉄巨人エメトが奥の手を披露しようとするも不発。しかし、再度奥の手を披露しようとしている
  • ベガパンクの配信がいよいよ終わりそう。11120話では海賊王の名が「ゴール・D・ロジャー」であると明かす

ベガパンクの放送を振り返りたい方はこちら

1120話1119話1118話1117話1116話
1115話1114話1113話1112話1111話

「ワンピース」1121話ネタバレ展開考察

ワンピース1121話は、大雑把にまとめると以下の流れで進行していきました。

  • 「ルフィ&ボニー」VS「サターン聖」
  • ベガパンクの配信に対する世界の反応
  • ボニーによる怒りの一撃!
  • ベガパンクが伝えたい全てのこと!

①「ルフィ&ボニー」VS「サターン聖」

1121話は、チョイ見せでも公開されていたように「ルフィ&ボニー」VS「サターン聖」からスタート。ボニーが息を切らしてしんどそうですが、サターン聖の前に立ちはだかります。

自身の父親にひどいことをした相手なので、なんとしてもボニーはサターン聖を倒したい様子。それを見たルフィも、「そうだボニー!!お前がやれ!!!」と言うのです。

このシーンを見て、やはりルフィは「誰と誰が戦うべきか」しっかりと理解しているなぁと感じました。ワノ国の討ち入りの際も、侍たちから戦闘をスタートさせましたし。

②ベガパンクの配信に対する世界の反応

そんな形でボニー主体でサターン聖との戦闘が始まろうとしましたが、シーンは変わりベガパンクの配信へ。

ベガパンクは「空白の100年が呼び起こされる日は必ず来る」と大胆に発言するのです。毎度毎度同じ展開ですが、ベガパンクの配信を聞く世界の反応が描かれます。

よくわかっていない海賊たちはガッツポーズする一方、何かを感じ取ったビビとしらほしは、少し不安げな表情。しかし、ビビはどこか覚悟が決まっているような、まっすぐした瞳で描かれていました。

そして、さらにベガパンクは続けて「執拗に滅亡を望まれる稀有な種族」について触れたのですが、ここで数点のコマ割りが挟み込まれています。

順番は、①バッカニア族の血を引くクマ、②放送を聞くマルコ、③白ひげが言った「レッドラインの上に、昔神の国があった」という回想、④ルナーリア族のキング、⑤最後に三つ目族のプリンです。

これ、けっこう重要というかかなり重要なコマ割りだったと思います。考察をまとめましたので、次の見出し「1121話ネタバレ考察と深堀り」を読んでいただければと思います。

③ボニーによる怒りの一撃!

ベガパンクの配信からシーンは戻り、「ルフィ&ボニー」VS「サターン聖」へ。ルフィは一歩引いて、ボニー手動で戦っているように見えます。(私目線ですが・・・)

そこから「奴隷になるか死ぬしかない」とサターン聖に言われたクマ、そしてサターン聖によって薬物実験をさせられたボニーの母ジニーが描かれます。改めて見ると、ここの家族の人生は壮絶ですね・・・

サターン聖もかなり残虐な奴ですが、物語的にはここまで非道な敵がいた方が良いと思ったりもします。このあたりは後述します。

さて、話を戻します。ボニーはサターン聖に対して、自身の想いを涙を流しながらぶつけます。

本当は3人で仲良く暮らしたかったと叫ぶボニー。一人なら死のうとも考えるほど、二人が大好きだったボニー。でも、生まれてきてくれてありがとうと祝福されたボニーは、生きることを選ぶと叫びました。

そしてルフィとボニーによる、「解放の二カパンチ」をサターン聖にぶつけ、海に吹き飛ばすのです。喜ぶ巨人族やルフィが描かれるのですが、個人的にはロボットのはずのクマがほほ笑んでいるように見えるのが良かった(涙)

④ベガパンクが伝えたい全てのこと!

1121話終盤です。ベガパンクは配信を続けているのですが、「抑え込もうにも抑え込めぬ者たちがいる。そして真実に最も近づいておる。ロジャーが仕掛けたのかもしれん。」と語るのですが・・・

そのあと、ロジャーの「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやる。探してみろ。この世の全てをそこに置いてきた」という回想が挟まれた後、ベガパンクは「それをジョイボーイが望むものが手にするとは限らない」と語ります。

このあたりは考察要素たっぷりで、1121話最大の見所でもありますね。後ほど考察を用意しているので、このまま最後までご覧くださいね。

さて、1121話の内容に戻りますが、ベガパンクの配信中、このタイミングで描かれたのは、まずはレイリー。かつてないほどに酔っ払ったレイリーは、すでに爆睡していました。シャッキーに毛布をかけてもらっています。夫婦かよ(笑)

そして同じく酔っぱらっているものが一名。それは赤髪海賊団「レッド・フォークス号」に乗るシャンクス。「お頭ァ。ちょっと飲みすぎだって!!」に対して、「うるへー!飲んれにぇ!!」といった会話が描かれるのですが・・・

この会話は、恐らくシャンクスとラッキー・ルウですね。「お頭ァ」は、ラッキー・ルウで間違いないはず(笑)

そしてもう一つが「海賊島ハチノス」にいる黒ひげ海賊団。「提督たちの帰りはまだか?いても立ってもいられねぇ」との会話が描かれるのですが、まだ黒ひげは帰っていないようですね。

また、この会話については特徴がなかったので、誰と誰の会話かはわかりませんでした。黒ひげ海賊団の幹部ではなく、そこら辺の雑魚海賊の会話ですかね?

そしてさらにもう一つが「カライ・バリ島」にいるクロスギルドの面々。相変わらずバギーの部下は「あんたはいつも俺たちの想像を超える!ここまででかい話だったなんて!」といった調子。

それに対してバギーは「え?え?」と言うのですが、横ではミホークとクロコダイルが真剣な表情でベガパンクの配信を聞いている様子が描かれていました。

最後に、海軍本部。誰の会話かはわかりませんが、ジョイボーイの宝は海軍が見つけなければいけない。俺たちが先に見つけなければと大慌ての様子です。

そして最後にベガパンクは言うのでした。「ひとつなぎの大秘宝を手に入れた者に世界運命は委ねられる」と・・・熱すぎる展開ですね。ワンピース争奪戦が始まるということでしょう。

1121話ラストシーン
「ワンピース」1121話より引用

熱すぎて見逃してしまいそうですが、このラストシーンではワンピース争奪戦に大きく関わるであろう12名の人物が描かれました。

これは左右対称のマッチアップでしょうか?であれば、今後のマッチアップは以下のとおりとなります。

  • 麦わら大船団(ルフィ)VS黒ひげ海賊団(黒ひげ)
  • クロスギルド(バギー)VS赤髪海賊団(シャンクス)
  • 革命軍(サボ)VS海軍(サカズキ)
  • SWORD(コビー)VS世界政府(イム様)
  • クザンVSドラゴン(ガープの弔い合戦?)
  • 神の騎士団(ガガーリン)VS不明

その中に一人、黒い影の正体不明の人物がいるのですが・・・次の項で考察をまとめているので、気になる方はこのままお進みください。

「ワンピース」1121話ネタバレ感想考察と深堀り【黒い影の正体とは】

1121話も最強の面白かったワンピース。ここからは、以下の項目に沿って考察をまとめていきます。

  • レッドラインの上にある神の国
  • 「ボニー」が次の道へ
  • ラストに描かれた黒い影
  • サブタイトル「時代のうねり」について

レッドラインの上にある神の国

1121話では、ベガパンクは執拗に滅亡を望まれる稀有な種族について少し触れました。そして、白ひげがかつて言った「レッドラインの上に昔、神の国があったそうだ」と語ったシーンも一緒に描かれています。

ここで回想として流れてきたのが、クマ、プリン、キングなのですが、描き方からして、おそらくこの3人の先祖は、かつて神の国の住人だったものと予想されます。

クマはバッカニア族、プリンは三つ目族、キングはルナーリア族。まさか全部神の国の住人だったとは。てっきりルナーリア族だけが神の国の住人と思っていました。

今回登場した希少種族まとめ

  • バッカニア族は、かつて世界に対して大罪を犯したことにより、生まれながらにして奴隷階級。
  • ルナーリア族であるキングは、かつて絶滅したと言われていた一族の生き残りで、自然界のあらゆる環境で生存可能で、かつて神と言われた
  • 三つ目族であるプリンは、「真の開眼」により今後のワンピースでのキーパーソンになる可能性の高い

「ボニー」が次の道へ

壮絶な過去をもつクマ。そして、そんな過去を知ってしまったボニー。当然ながら、クマに酷い仕打ちを過去にしてきたサターン聖を、ボニーは許すことが出来ないでしょう。

そんな憎くてしょうがないサターン聖ですが、1121話では一矢報いることができましたね。さすがに倒せてはいないでしょうが、数十発ぶん殴れたので、心は少し軽くなったんじゃないでしょうか。

解放のニカパンチは技名的にどうなのかなと思いますが、ルフィとボニーのダブルニカモードがかっこよかったので、まぁよしとしましょう笑

さて、これでボニーはいったんエッグヘッドでやることは無くなったかと思います。戦闘が終わり、少し頭を冷やして冷静になった時、次の道へ進めるのではないでしょうか。

個人的には、このままルフィについていって、ワンピースを取りに行くと考えますが、、、となれば、10人目の仲間となり、クマも一緒に付いてくることになります。

であれば、かつて噂された「麦わらの一味の能力者は、1~10の中から2つの数字を組み合わせて読むことが出来る」説に当てはまります。

現在、麦わらの一味には4人の能力者がいるのですが、それぞれの数字の読みを以下にまとめました。残っているのが2と9です。

能力者悪魔の実数字
ルフィゴムゴムの実5と6(ゴム)
ロビンハナハナの実8と7(ハナ)
チョッパーヒトヒトの実1と10(ヒト)
ブルックヨミヨミの実4と3(ヨミ)
2と9

実はクマの悪魔の実がニキュニキュの実(2と9)と判明した時点で麦わらの一味に入る可能性を考察されていた方が多かったのですが、まぁさすがにないだろうなと当時は流されていました。

しかし、エッグヘッド編で再びこの考察にスポットが当たっています。というより、ほぼ確定なんじゃないかとも言われており、根拠は数字以外にもあるのです。

それが、ワンピース1111話の掲載号であるジャンプ2024年17号の巻頭カラー。そこには、ボニーとクマが仲良く麦わらの一味と過ごす姿が描かれているのです。

ワンピース1111話巻頭カラー
「ワンピース」1111話より引用

なぜ麦わらの一味の集合絵に、ボニーとクマを描いたのでしょうか。ただ単に、エッグヘッド編はボニーとクマの話だから?であれば、ボニーとクマだけでいいのでは?

かつて噂されたニキュニキュ(2929)。そして1111話の巻頭カラー・・・これはもう、ボニーとクマの仲間入りは確定ではないでしょうか。

ラストに描かれた黒い影

1121話ラストでは、ベガパンクがワンピースを手に入れたものに世界の運命が委ねられると語り、12名の主要キャラクターが描かれました。描かれた12名ですが、まずは現四皇のシャンクス、黒ひげ、バギー、ルフィ。

続いて、海軍からは元帥のサカズキとSWORDのコビー。革命軍からはドラゴンとサボ。世界政府からはイム様とガガーリン。そして立ち位置がわからないクザンが描かれました。

これで11名なのですが、最後の1人は誰かは不明です。刀を握っている黒い影が描かれているのですか、一体誰でしょうか?

個人的な予想ですが、黒い影の正体はガガーリンの息子と予想しています。シャンクスもガガーリンの息子なので、以前よりずっと噂されていたシャンクス双子説が濃厚になったと考えていますが、果たしてどうか、、、

いずれにしても、ここで描かれた12名がワンピース争奪戦に大きく関わってくると思うので、これからのワンピースはこの12名には特に注意してみていきたいですね。

ちょっとした発言も、後々かなり重要な伏線になる可能性もあるので。

サブタイトル「時代のうねり」について

1121話のサブタイトル「サブタイトル」ですが、これはロジャーが残した言葉の一つですよね。覚えていない人、ピンと来ていない人は、第100話を読み直してみてください。

そこでロジャーは、「これらは止めることができないものだ。受け継がれる意志、人の夢、時代のうねり。人が自由の答えを求める限り、それは決して止まらない」と語っています。

ロジャーの言葉
「ワンピース」100話より引用

1121話では「時代のうねり」というキーワードでしたね。残りの「受け継がれる意志」は、第145話のサブタイトル。ドクターヒルルクからチョッパーやドルトンへ、そしてルフィへと意志が受け継がれるシーンが描かれました。

そして「人の夢」は、第225話のサブタイトル。「黒ひげ」名セリフ「人の夢は終わらねぇ!!!」が描かれた話です。

ロジャーの言った「受け継がれる意志、人の夢、時代のうねり」は、1121話にてすべて回収されました。残るキーワードは「自由の答え」ですが、これはいつ回収されるのでしょうか。

ルフィ、もしくは尾田先生の考えの神髄に触れるキーワードのような気がするので、最終話のサブタイトルな気もしますが・・・今後のサブタイトルに要注目ですね。

「ワンピース」1121話ネタバレまとめ

本記事では、ワンピース1121話の展開考察と感想をネタバレありでまとめました。ベガパンクの配信も今回で最後でしょうか。大いに盛り上がったエッグヘッド編ですが、そろそれ新章に移りそうですね。

引き続き、毎週ワンピースの展開を考察していくので、どうぞワンピース最終回までよろしくお願いいたします。尚、最新話情報は、「ワンピース」ネタバレ1122話!最新考察【エッグヘッド脱出と予想!!】をどうぞ。

全話考察はこちら!!

>>今週のワンピース!漫画全話ネタバレ考察まとめ【ジャンプ最新話まで更新】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マンガの購入に繋がるよう「魅力」を伝え、マンガ業界を盛り上げたい。そんな思いで作った「マンガ大好きドットコム」では、ワンピースやキングダムなどの私が好きなマンガの感想と考察記事を投稿中。最新話の情報も含まれますので、ネタバレにはご注意ください!

目次